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          2015早春の胆沢ダム


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洪水吐き水路に架かる橋の上から見た堰堤、一面の雪でハッキリしません。
早春の胆沢ダム・・・

例年にない雪の少ない当地(奥州市江刺区)でした。門口までの除雪に苦労した昨年が嘘のような今年の冬、テレビ報道によると北海道や日本海側では記録的な降雪があり大変だったと思われます。通称・春のどか雪が降ったのは三月四日のことでした。積雪は15センチほどですが、水気をたっぷり含んだ重たい雪であり、家庭用のロータリー除雪機ではつまってしまい使えません。体力の限界に挑戦し、雪ベラで押し除けるしか方法がありませんでした。春のどか雪が来ると、ほどなくして本物の春がやってきます。

三月十日の事ですが、いつも胆沢区の情報等でお世話になっている「胆沢まるごと案内所」のブログを拝見し心がうずきました。胆沢ダムへの通行が尿前渓谷橋まで可能であり、ダム堰堤の見学も出来るというニュースです。胆沢ダムを訪れたのが昨年11月13日でしたから、四ヶ月ぶりのことになります。

ここでは、早春の胆沢ダムと題して三月十四・十五日の二日間にかけて訪れてきたダムの様子を紹介いたします。トップの画像は、降りつける雪の中で撮影したダム堰堤の様子です。幸いなことに風がありませんので、安心して歩くことが出来た堰堤です。積雪は10センチほどあったでしょうか、堰堤上は風が強く飛ばされてしまい積もることが出来ないようでした。

                                                      2015.03.17 作成


3月14日の様子・・・

しばらくぶりに晴れ上がり、西山(奥羽山脈)がきれいに見えています。今年初めて胆沢ダムに行くことになり家を出たのですが、胆沢区に入ったら本格的な雪降りになりました。あれれとなりましたが、行けば何とかなるの甘い考えで走りました。最初にダムの下から眺めたくなり、ひめかゆ温泉経由で向かいましたが途中で道路が閉鎖になりました。

仕方なく逆戻りをし、いつもの道路に出ました。下の方は道路に雪がありませんが、高度が上がるにつれてわだちが出てきて雪道です。滑ることはありませんが、細心の注意が必要です。

ここでは雪の中のダム堰堤を中心に紹介します。それにしても、平地は晴れていても「山は雪だんべ・・」の方言の通りの空模様でした。

ダム管理事務所 ダム管理事務所

何とか管理事務所駐車場に入りましたが、強風がないものの15センチほどの積雪です。

左に見える道路は尿前渓谷に向かうトンネルです。閉鎖はされていません。
駐車場から見た堰堤入り口 車を降りてカメラを手にし、堰堤に向かいます。湿った雪ですが、それ程苦労しないでも歩けました。

さすがに雪降りの時に来ている人はありませんでした。

しかし、足跡がかなりありましたから見学に来ていますね。
洪水吐き橋の上

洪水吐き橋の上、ここから右側(洪水吐き)と左(水路斜面)をのぞいてみました。

雪は小降りになりましたが、下から吹き上げる雪がレンズに付きますので注意が必要です。

洪水吐き堤防 ダム管理事務所前の洪水吐き、雪がありハッキリとは見えません。

ダム水面はかなり低く、雪解け水が大量に出ない限り、ここを超える水量にはなりません。
洪水吐き水路 左側の洪水吐き水路です。一面の雪で、巨大な滑り台の様相を見せています。
洪水吐き真下の湖面 洪水吐き真下の湖面、端の方はがっちりと凍っています。
堰堤から見た湖面 洪水吐き橋を渡り、堰堤上に出てみました。

雪の中を通して遙か彼方の湖面が見えています。
雪の堰堤

堰堤上を歩いてみましたが、さすがにこれ以上は進む気にはなれませんでした。

右端に先に訪れた方の足跡がみえています。

遙か彼方に展望台がうっすらと見えています。
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