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         2015矢巾町・ヒマワリ畑


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見渡す限りのヒマワリ畑、若い二人の姿を取り込んでみました。
2015矢巾町・ヒマワリ畑・・・

今年の夏はどこへ行ったのでしょうか・・?。つい先頃まであれほど暑かった日中の熱波が嘘みたいに弱まり、最高気温が9月下旬並みになり肌寒い時もあります。このまま秋になるとは思えませんが、異常気象と言う言葉を使えば秋最中になりそうです。

家の周辺の田んぼも例年より早く稲穂が黄色っぽく見え始めてきました。農家の皆さんの想いも同じで、今年の稲刈りは例年より早まりそうとのことです。

大雨予想に反して朝から晴れ間が見られたので、新聞紙上で紹介されていた矢巾町のヒマワリ畑まで一走り・・。

しばらくぶりに訪れた感想は、観光客のためにゆっくりと見せる心遣いが感じられました。足場パイプの展望台から土盛りをした広いスペース、中央と横に交差した広い通路、背丈の低いヒマワリの品種等々が挙げられます。数年前ですが、大崎市のヒマワリ畑を見学に行きました。ここは面積もかなり広く、歩くのが大変でした。矢巾町のヒマワリ畑、丁度手頃の大きさでしっかり楽しめました。

トップの画像は、一面のヒマワリ畑の中に若いお二人の楽しそうな雰囲気が伝わ様に切り取りました。

                                                       2015.08.28 作成

煙山ダムサイト 1 煙山ダムサイト・・・

新聞紙上にあった地図を頼りに一走りです。以前にも訪れて撮影しているので迷うことはありません。背景に見える丘は煙山ダムの堤防になります。

この場所はハイキングに適した場所ですが、夏休みが終了した昼間ですから閑散としています。
煙山ダムサイト 2 煙山ダムサイトから入りますと、道路にヒマワリ畑と書かれた幟旗と駐車場入り口の看板が見えてきました。

駐車場は以前と違い、大きめの砕石がびっしりと敷かれています。盛んにダンプが出入りする砕石置き場になっていました。
展望丘から 1 ヒマワリ畑東端に造られた展望丘からの眺めです。画面左端に車が見えていますが、この場所が採石置き場兼用の駐車場であり、ヒマワリ畑に通じる道路です。

展望台(丘)に上がると、真っ正面に南昌山が見えてきます。南昌山は盛岡からも見える散策名所になっており、ヒマワリ畑との対比で絵になる配置です。

下の二枚の画像は、2m程の高さに整地された展望丘です。勝手に名前をつけました。
展望丘から 2 展望丘から 3

風景としてのヒマワリ 1
ヒマワリ畑全体・・・

ここでは、植えられている3万本ヒマワリ全体がかもし出す広大な雰囲気を表現してみました。

手前から遙か遠方までピントを合わせたはずですが、微妙にピント甘くなっているのにがっかりです。

ヒマワリは一斉に東を向いています。花を正面にとらえると、バックに見えるのは矢巾町のシンボル南昌山です。
風景としてのヒマワリ 2 カメラを左に振り少し北側見ますと、ここにもきれいな形をした山があります。

展望丘でじっくりとカメラを構え、個々のヒマワリを眺めていました。気がついたらヒマワリ畑の中に人の動きが見えてきました。

若いお二人ですが、楽しそうな語らいとヒマワリ撮影の場と見ました。何とかして楽しい雰囲気が伝わってくるように切り取ってみました。

最後の画面、ぴしっとピントが合わず少々不満です。
風景としてのヒマワリ 3 風景としてのヒマワリ 4
風景としてのヒマワリ 5 風景としてのヒマワリ 6

ヒマワリを中心に 1 ヒマワリを中心に・・・

ここからは18ミリレンズを使用し、大輪の花にぎりぎり接近して花の表情を撮影してみました。

接近しすぎて画像が少々歪んでいる時もありますが仕方ありません。

背丈の高い大輪ヒマワリ、バックは青空の中にポッカリ浮かぶ白い雲。私の大好きな場面を構成してみました。
ヒマワリを中心に 2 全体の迫力ある黄色の風景も良いのですが、やっぱりヒマワリ畑に入ると個々のヒマワリに目が行きます。

撮影していたら、赤ちゃん連れのご婦人とちびっ子連れのお父さんと後から追いかけるお母さんの姿が目に入りました。

ちびっ子ちゃん、スタスタと意外と早いのです。追いかけるお母さんは必死でした。
ヒマワリを中心に 3 ヒマワリを中心に 4
ヒマワリを中心に 5 18ミリの超広角レンズでの撮影です。最短距離は30センチほどになりますので、バックのヒマワリに気を配らないとピントが甘くなります。

その画面にもシンボルの南昌山を取り込んでみました。
ヒマワリを中心に 6 ヒマワリを中心に 7
ヒマワリを中心に 8 たまたまでしたが南昌山を取り込むため、超広角レンズを使用し30センチほど近づいて撮影していました。そこに飛来したのが一匹のアブです。

中央の大輪の横で口吻を伸ばしている姿、お分かりでしょうか・・。
ヒマワリ畑東端から西側を望む ヒマワリ畑東端から西側を望みます。

誰もいないヒマワリ畑の中央通路、ローアングルにして青空に浮かぶ白雲を強調してみました。
ヒマワリ畑西端から東側を望む 中央通路を真っ直ぐ進み西端まで来てみました。ヒマワリの花は全て東を向いており、カメラに対しては尻向けになります。

前回訪れた時、ヒマワリ畑の中央には整備された通路はありませんでした。したがって、畑の中に入っての撮影は出来なかったともいます思います。

怖い表示です ヒマワリ畑西側から・・・

中央にある道路を東端から歩いて西端まで来ました。駐車場からのヒマワリ畑入り口になりますが、なんとなんと怖い表示がありました。

山から直接下りてきた場所ですから、もしかしたらツキノワグマと遭遇しないようにとの警告でした。ヒマワリ畑の中にクマの成獣がいたら、びっくりなんて言うことではすみません。

それにしても、ここ西側からの眺めは全部後ろ向きの花でした。
西側から見たヒマワリ 1 西側から見たヒマワリ 2
西側から見たヒマワリ 3 見事に後ろを見せているヒマワリの花です。

画面右端にある展望丘では、アルミ脚立を使い更に高いアングルで撮影している方が居りました。考えることは皆さんの同じですね。

後ろ向きの中にあって二本だけ、私の方を向いてくれました。
おわりに・・・

ヒマワリ畑の風景をどうまとめるか、正直言って分からなくなってしまいました。きれいに咲き誇るヒマワリ畑の中にある時は、「きれいだなあ、良いなあ」と感動しつつシャッターを押している瞬間です。さて、家に帰り改めて画像として見た時、撮影している時の感動をどのようにレイアウトすれば良いのか迷ってしまいます。

きれいだなあと心に感じた内容を画像としてどう具体的に表現するか・・、ここら辺がカメラマンとしての感性と表現方法の問題だなあと思いつつ、乗り越えられない未熟さ感じています。

今回は私のいつもの定型である紀行文形式から脱却し、目線に捉えたヒマワリの大きさと美しさを中心にまとめてみました。

それにしても、ここ矢巾町煙山の県林業技術センター隣の1ヘクタールのヒマワリ畑、3万本ほどのヒマワリが皆と言えるほど同じ方向(東側)を向いています。ヒマワリの持つ特徴である向日性ですから当然です。西側から撮影した画像を見ていたらありましたね・・。おら嫌だあとばかりに、すっかり反対方向を向いているヒマワリ君、数の中にはあるものです。
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