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        2016煙山公園ヒマワリ畑


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8月10日に訪れた時の様子であり、人出もほとんど無くのんびりとした様子でした。

2016煙山公園ヒマワリ畑・・・

今年は例年に無く台風に見舞われている東北地方です。台風被害のあった8号、9号、そして、迷走台風とも言われる10号が勢力を増し、史上初の東北地方に上陸し岩手県を横断し中国大陸へと向かっています。台風は通り過ぎれば台風一過の青空のはずですが、今年はどうやら見当違いの空模様です。

しかし、生き物の体内時計がかもし出す季節の変化は、暑い日差しの中に間違いなく秋の気配が感じられます。気のせいか、周囲の稲穂が黄色っぽく見え始めてきました。

矢巾町煙山公園内にあるヒマワリ畑、三年ほど前から必ず訪れている人気の場所でもあります。8月18日には満開になり見ごろを迎え、ヒマワリは一斉に東を向いています。花を正面にとらえると、バックに見えるのは矢巾町のシンボルの南昌山です。

今年になってヒマワリ園には二回ほど訪れていますが、最初に訪れた8月10日は半分ぐらいの開花状況でした。トップの画像は最初に訪れた時の様子であり、人出もほとんど無くのんびりとした様子でした。

ここでは、8月10日の様子と満開報道がされた8月18日の様子を紹介します。毎年訪れていると、撮影内容にほとんど変化が無くなり表現するのに苦労します。

                                                         2016.08.30 作成


8月10日の様子・・・

盛岡市の病院を訪れた帰り、帰路を東側に取り矢巾町煙山公園を訪れてみました。この日は晴れ渡った空模様が素晴らしく、柔らかい光の中にヒマワリのつぼみが膨らみかけているところでした。ヒマワリ畑の東側に設けられた展望台の土盛りから眺めてみると、やっとつぼみが揃い始めて来たなあと思いました。

訪れてくる方々もほとんど無く、私達もゆっくりと眺めて撮影することが出来ました。
8月10日の様子 1 いつ見ても心が和む南昌山の姿です。

眼下に拡がるヒマワリ畑ですが、まだまだ咲いているなあと言う実感が不足しています。

しかし、青空と白い雲の対比は最高でした。
8月10日の様子 2 南昌山から視野を右に振り、ヒマワリ畑にある東西に延びる通路を取り込んで見ました。
8月10日の様子 3 南昌山をアップで狙ってみました。

画面左端に、西側からの進入路が見えています。

しかし、この場所は砂利取り現場でしょうか、狭いこともありちょっぴり危険でもありました。
8月10日の様子 4 若いお二人のスマホ自分撮りの姿でした。
8月10日の様子 5 展望台下のヒマワリの拡大です。それにしてもまだまだ開花が不足です。
8月10日の様子 6 元気な子ども達が遊びに来ていました。人なつっこい子ども達で、カメラを見つけて色々と話しかけてきました。

画面左端には岩手山が写っています。頂上が雲に覆われていますし、曇っていたのではっきりしませんでした。

8月18日の様子・・・

前回の訪問からほぼ一週間後、新聞紙上で咲き誇るヒマワリ畑の様子が報じられていました。またまた病院帰りの途中で寄ってみました。今回は満開の様子である事もあり、狭い駐車場が順番待ちになるほど混み合っていました。それと、若い学生の皆さんでしょうか、集団での訪問が見られ混み合っているヒマワリ園でした。

残念なことに雨降りの様子が間近に迫り、ヒマワリ畑の中までは入ることが出来ませんでした。何となく雨の気配を感じながら、展望台の上からだけの撮影になりました。
超広角レンズを使用 1 ここからの三コマは超広角レンズを使用した画像です。

最初の画像は、展望台下の大きく開花しているヒマワリに可能な限り接近して見ました。昨年は同じ条件で撮影した時にアブが写り込んでいました。

下左の画像は、展望台から撮影した画像からの切り取りです。

右側は前回には見られなかったのですが、祈念の鐘(モニュメント)とも言える物が置かれてありました。どなたがどのようなねらいで設置されたのか不明ですが、惜しむらくはかなり傾いていたことです。
超広角レンズを使用 2 超広角レンズを使用 3
8月18日の様子 1 モニュメントの鐘の下で撮影する若い女性。私も同じ場所で撮影したかったのですが、なかなか順番が回ってきませんので断念しました。

立場を変えれば、私の気に入った場所では粘りますので同じように思われるかもしれません。かなり気を遣って撮影しているのですが・・。

ここではヒマワリの花の切り出しと、通路を歩く二人を対比させてみました。
8月18日の様子 2 8月18日の様子 3
8月18日の様子 4 バックに見えている南昌山、本来ならばすっきしとしているはずなのですが、雨降りの兆候が出てきてその都度様相が違ってきます。

今にも雨が降りそうな空模様なので、コントラスト柔らかくなり咲き誇るヒマワリもしっとりとした色調でした。

最初にも書きましたが、若い学生の皆さんが多く見られ賑やかな雰囲気が展望台まで伝わってきました。ほとんどの方々がスマホの自分撮りであり、そういう方法もあるのだなあと新発見です。
8月18日の様子 5 8月18日の様子 6

雨の襲来です。その花しっとりとした様子になりました。
おわりに・・・

南昌山の北側に連なる山脈です。先ほどまですっきりと見えていたはずなのに、ひょいと見たら雨降りの前兆が見られています。心なしかぱらぱらと雨の気配が感じられてきました。このヒマワリ園は国道4号より高い場所にありますので、向こうに見えている山脈に雨雲がかかるとたちまち雨降りになります。

私も息子も雨具を用意していなかった、カメラに雨がかかるのが気になりました。車まで少し歩かなければならないので、それっと言うことで退散しました。

雨に濡れ始めたヒマワリの花、しっとりとして良い色合いだなあと感じました。しかし、実際にはいつも見えているお気に入りの色合いになかなかならないので現像処理には苦労します。

震災前までは、宮城県のヒマワリを撮影しにあちこち歩きましたが、広大な面積の中を歩くのは大変でした。それと、あまりにも巨大なヒマワリよりも、自分の背丈より小さめのものがお気に入りです。遠くに出かけるのも良いのですが、近場でもお気に入りのヒマワリ園があるのも良いものです。
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