風景の表情に戻る


　　　　　　　　2017胆沢城・あやめ祭り

location:uchinome.jpトップ＞自然の表情＞風景の表情＞2017胆沢城・あやめ祭り

サイトマップ

2017胆沢城・あやめ祭り・・・ 今年で第２２回目を迎える胆沢城あやめ祭りが、６月２４日・２５日の二日間に行われました。我が家から車で１５分ほどで行ける胆沢城址は、色々な意味で私の興味と関心をもたらす場所でもあります。頂いた資料には詳しいことが書かれてはいませんが、・・・約３万株のハナショウブが苑内を彩ります。またあやめ苑がライトアップされ、約１２００個の「夢あかり」があやめ苑内を彩ります･･･千年の夢あかり・・・と書かれてありました。 我が家では毎年家族で出かけて眺めたり撮影したりしていますが、今年のテレビ報道では「約四割ほどの開花」と報じていました。半分にも満たない開花状況ではと二の足を踏み、私一人が出かけて眺めてくることになりました。例年とは違い、駐車場が道路方向に移動しかなりの距離を歩かなくてはなりませんでした。 そんなことから、今年のライトアップは少々満足出来ない状況である事をお断り致します。２４日夜だけのライトアップですから仕方ありませんが、私なりに構成し楽しんできました。 トップの画像は、圃場より一段高い場所にある観覧席と幟旗、ライトアップに照らされたハナショウブの様子です。確かにこれからと言った開花状況でした。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１７．０６．２８　作成

ここでは場面を三つに分類し、夕暮れのあやめ圃場の様子、圃場内通路に置かれた数多くの夢あかりの様子、そして見所でもあるハナショウブの開花の様子で構成してみました。

	19:11　夕暮れ時の様子・・・ あやめ苑を見下ろせる高台観覧席からの様子です。刻々と暗くなって行くに従って、走路に置かれた夢あかりの灯が明るく感じられます。 圃場内に居る皆さんの姿が、スローシャッターで記録されていました。
	狭い通路ですが、立ち止まって眺めている方の表情が何となく分かりますが、歩いている方はかなりぶれて流れていました。この時のシャッター速度は1/3秒ですから当然です。 ライトアップの光が圃場内の水路に反射し、幻想的な場面が見られていました。

	19:29　夢あかりを中心に・・・ ここでは、通路に置かれた夢あかりを中心に構成してみました。カラフルな模様の夢あかりには、色々な願いが書かれていました。 「こじか幼稚園」園児の皆さんが、両親と一緒に造られたものと思いました。一つ一つのスタンドには切り絵が張られ、制作者の園児の名前が見られています。
	そばを流れる水路を対比させてみました。 ライトアップの強烈な光の光芒がきれいに見えています。
	少し小高い観覧席と、カーブして居る通路のスタンドの対比がきれいですし、一直線に伸びる通路と奥に光るライトもきれいでした。 通路の回りはハナショウブの圃場ですが、開花している株はほとんど見えていません。

	19:44　あやめ苑内の様子・・・ せっかく訪れたあやめ苑です。何とか開花状況の良いところを探してあちこち歩きました。確かに咲いてはいるのですが、まとまって見せ場を造っているのがあまりないのです。 これが四割程度の開花という状況でしょうか、六月末になればもっと多くの開花が期待出来そうです。
	残念ですが、夜になっても風が収まらず花が揺れていました。たった１秒以内のスローシャッターですが、見事に動いてぶれまくります。もっと撮影感度を大きくしてもと思いましたが、これにも限界があります。 絞り込まないと背後までピントが合いませんので、これにも限界があり仕方ありません。
	やっと見つけた白一輪のあやめです。周囲の様子をよく見ると、まだまだ開花には遠いつぼみの状態です。
	かなりまとまった様子ですが、残念ながら風に揺られてぶれまくりです。ちょっと見にはすっきりとしていますが、じっと見ると動いていました。

おわりに・・・ 数多くのコマの中からきちんと静止した株の集まりを見つけました。今回のお気に入り画像で、手前にピントがきちんと合い、背景はピントが外れています。鮮やかな藍色のハナショウブ、周囲にはこれから開花するであろうつぼみがびっしりと見えていました。 テレビ報道にあった四割の開花状態は正解であり、間もなく七月になりますが見ごろを迎えていると思われます。散り落ちてしまう前に再度訪れて撮影したいなと思います。

ページの最初に戻る　→