![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
location:uchinome.jpトップ>自然の表情>植物の表情>スズランの花 |
サイトマップ |
![]() |
スズラン・・・ 今から二十五年ほど前のことになりますが、庭の片隅に可憐なスズランの株を数本頂いてきて植えたことがあります。今ではかなりの株が増え、広い区画一杯(約一坪ほど)に咲き誇っているスズランです。スズランの花畑で寝転ぶ雰囲気にはなれませんが、資料を調べるとかなり毒性が強いことが書かれています。 植生: |
株全体の様子・・・ 二十五年ほど前に植えた場所はかなりの密植状態(一坪ほどあります)で、カメラを持ち込んでセッティングするのが困難でした。別の場所でゆったりと生育している株を目線(レンズ目線)を同じにしての撮影です。 最初の画像は5月24日の状態であり、7ミリほどの純白の花でした。解説にあるように不規則な並びですが、10個の花が並びます。 二番目の画像(最初と同じ株)は5月28日の状態であり、少し色が黄色っぽくなりかかっています。 三番目の画像は、四本の株と密集した根の様子を比較してみました。花が咲いている株は三本であり、そのうち二本だけが10個の花を数えることが出来ます。かなり黄色っぽくなっています。 |
![]() |
![]() |
![]() |
花の様子・・・ ここからはマクロ撮影になります。レンズ目線は花と同じレベルにし、60ミリマクロレンズを使用しました。かなり接近して撮影することが出来ます。花のセッティングは、株全体の場合と同じになります。 最初の画像は5月24日の状態であり、7ミリほどの純白の花でした。たまたまですが、花の陰が隣の株の葉に写り何とも言われない雰囲気をかもし出しています。お気に入り画像になります。釣り鐘状と言いますか可愛い形になります。 二番目の画像(最初と同じ株)は5月28日の状態であり、少し色が黄色っぽくなりかかっています。また、雌しべの先端の柱頭部が伸び色がはっきりしてきます。 三番目の画像は5月28日の状態であり、二本の株につく10個の花を強調しました。よく見ると花の中に緑色っぽい果実が見えています。撮影は花の中を見るために、斜め下から見上げた状態になっています。 |
![]() |
![]() |
![]() |
花の拡大・・・ ここでは花を株から切り取り、花の下側を上にセットし花の中が見える角度で撮影しました。60ミリマクロレンズを使用しての拡大撮影ですが、レンズ単体では出来ませんのでオート接写リングを併用しています。レンズ先端部と花との距離が数センチぐらいになり、かなり撮影したコマから比較的ピントの良い状態の画像を選んで使用しています。 花の真下を上にし見下ろす角度で撮影すると、花の内部の造りがはっきりとします。中央部に果実が出来はじめ、丸く大きくなっています。果実の周囲には6個の雄しべの葯が見えており、果実の中心にある柱頭部も残っています。このまま大きくなった果実は秋には赤い実になり、葉っぱが枯れてこの世代が終了します。 確認はしていませんが、果実の中には種子が造られています。株の根の分けつで増える個体と、種子が散らばり翌年には新しい個体が造られ増えていきます。 |
![]() |
![]() |
![]() |
ページの最初に戻る → |