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       2014横手市大森町・芝桜フェスタ


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 サイトマップ


最上段のおおもりがはっきりとしますが、その下の区画には、ツツジの形がレイアウトされています。花の色が揃っていればはっきり分かりますが残念でした。

横手市大森町・芝桜フェスタ・・・

昨年の今頃は病み上がりと言うこともあり、長時間ドライブは出来ない状態でした。桜の花が終わり、きれいないろどりの花を見たいとなると広い場所で咲き乱れる芝桜が話題になります。我が家の芝桜鑑賞地は、お隣横手市山内地区ダムサイトで開催される場所が唯一の場所になっていました。

横手市山内地区の大松川ダム公園は、秋田道湯田インターで降りてR107一路横手に向かい走った所にあります。今までも何回か訪れ、広いダムサイトを歩きながら撮影しています。今年も出かけたいなと思いつつも、かなりの距離を歩き高低差もありますので断念せざるをえませんでした。

たまたまですが、横手の観光地を紹介するサイトで紹介されている大森山芝桜フェスタが目に入りました。5月24日〜6月1日まで開催されていますが、私が訪れたのは最終日の6月1日でした。紹介されているサイトの情報によると、開花している花の種類に成長の差があり、花の時期が終わった品種等があるとのことでした。

今回の大森地区は一回も訪れたことの無い場所ですが、地図とナビを頼りに走りました。家から全走行距離94kmほどですから、それほど遠い場所ではなく90分ほどで会場に着きました。


大森リゾート村芝桜フェスタ

山城だった大森城の城跡をそのまま生かした風光明媚な高台にある公園。桜の後は、22万株あまりの芝桜が楽しめる。4月下旬〜5月上旬頃に大森公園さくらまつりが、5月中旬〜下旬には大森リゾート村芝桜フェスタがそれぞれ開催される。

大森リゾート村芝桜は、大森スキー場斜面8,000平方メートルに赤、白、ピンク、紫といった6種類、約22万株の芝桜が植えられております。大森リゾート村芝桜の特徴は、「さくらの花」と「山ツツジの花」の形を描き、その周りをスキーのスラロームをイメージした曲線模様で囲んで、その中を自由に歩けるように工夫を凝らしています。訪れた方々は、芝桜のやさしさとほのかな香りを楽しんだり、思い思いのアングルで写真撮影も楽しめます。

                                                     (※横手市ホームページより)

トップの画像は、会場最上部に描かれている「おおもり」の花文字とその下のスロープに咲き乱れる色とりどりの芝桜の様子です。日曜日の最終日でもあり、家族連れの皆さんが会場一杯に散策している様子が見られました。

ここでは、会場内に咲き乱れている芝桜を色別にまとめて紹介してみました。最初にも紹介しましたが、すでに開花時期の終了した色違いの花等がありまばらになっていることをお断りいたします。


会場までの様子 1 駐車場から芝桜会場へ・・・

芝桜会場はスキー場でもあり、かなり広い場所に分散した駐車場がありました。たまたま誘導された場所はきれいな池の畔にあり、芝桜会場まではかなりの距離がありました。

しかし、池の畔の通路を歩きながら眺める光景は素晴らしく、水鏡状の風情は何とも言われないものでした。
会場までの様子 2 池の南側にあたる散策路を歩きますが、風の無い状態だったので水面に映る対岸の景色が素敵でした。

ほどなくして見えてきたのが、芝桜会場の遠望と第二受付のテントです。
会場までの様子 3 会場までの様子 4

芝桜入り口 1 芝桜会場入り口・・・

ここでは、一人100円の協力金と引き替えにバッチと案内しおりを頂きました。

受付の男性の着ているピンク色のジャケットが素敵です。


芝桜入り口 2

観光地どこにでもある記念撮影スポット。芝桜フェスタ・イメージキャラクター「おせん」の等身大の看板と並び、顔だけ出しての記念撮影になります。

※おせん
  地元大森町出身の漫画家、きくち正太氏が描かれた
  芝桜フェスタのイメージキャラクター。立て看板だけで
  はなく、幟旗にも描かれています。

芝桜入り口 3 記念撮影の場所から一直線に伸びる道、かなりの高低差と距離がありますが、周囲を見ながら歩いていると上の方まで来てしまいます。

しかし、タイトルにもなる「おおもり」の場所まではかなりあり、息子と一緒に歩いていた私も疲れてダウンです。

スキー場が原型ですが、よく見るとグランドゴルフ場にもなっているように思えました。最終日でもあり、家族連れの皆さんが多く見られていました。
芝桜入り口 4 芝桜入り口 5
芝桜入り口 6 会場の最上段にレイアウトされているのが「おおもり」の文字で、よく見ると白い花の中にピンクの花文字が描かれています。

この場所は、 描かれていましたというのが正解で、すでに花の時期が終わり株の部分だけになっていました。

また説明によると、ここにはツツジの花の形がレイアウトされていましたが、白い花が咲き終わり輪郭だけが残ったいました。


色別品種の紹介・・・

会場で頂いた資料によると、今年で11年目を迎えるイベントは大森スキー場斜面に植えられた約23万株の芝桜、赤、白、ピンク、紫の花色を生かし、ツツジとサクラの花の形を浮かび上がらせるデザインになっています。

実際に見た感じとして、赤は深紅ではなくピンクの濃い色、紫は分かりませんでした。ピンクと紫の相違もかなり似通っており私には分かりませんでした。資料を見ると、紫と言うよりはブルーがかった色に近いなと思いました。ここではあくまでも実際に見た感じと、画像からの様子で分けてあることをお断りします。


シバザクラ(芝桜)・・・

ハナシノブ科の常緑の多年草。 別名、ハナツメクサ(花詰草、花爪草)。耐寒性に優れ、乾燥にも強く病気も比較的少ないです。ただ土壌の水はけが悪いと、蒸れて根腐れしてしまいます。一度植えれば管理次第で数年〜十数年は楽しめます。常緑ですが、冬場は葉が茶色っぽくなります。

地域によって多少ずれがありますが、4〜5月です。北海道や標高の高い場所など寒い地域は、5月中旬〜6月初旬です。背丈が非常に低く、10〜20cmぐらいです。地面を這うように生育する地被植物(グランドカバー)です。茎を水平方向へ伸ばし、節から根を下ろしながら増えていきます。
                                                       (※ウイキペディア等より)

赤色 1・・・何故かワンコ達も出番がありました。 赤色芝桜・・・

見た目に一番鮮やかで、まとまって見える様子は素晴らしいのです。赤色とは言ってもピンクの濃い色調と言っても良いほどです。

今一番と言えるほど咲き誇っていますが、咲いている寿命も長いのではと思いました。
赤色 2 赤色 3
赤色 4 斜面は自由に歩けますので、通路から外れて散策している親子連れがかなり見られます。いずれの場合も、見ていてほのぼのとした雰囲気がうかがわれます。何故かこのような場合、父親では無く母親の姿が目立ちました。
赤色 5 赤色 6

ピンク色 1・・・サクラの形のレイアウトがバックにあります。 ピンク色芝桜・・・

探すのに苦労しましたが、すでに咲き終わっているのが大半です。淡いピンク色、花の広い集まりを探して見ましたが見つかりませんでした。

下の左画像ですが、ちびっ子がスタスタと歩いて行くのを母親が追いかけるのが大変そうです。こんな光景が大好きで見とれていた私です。

下の右画像は、中央に通路がありベンチがあちこちに置いてあります。しばしここで休んだ私です。
ピンク色 2・・・一番のお気に入り画像です。 ピンク色 3・・・ピンクは少しですが、手前は白い花が植えられていました。

白色 1 白色芝桜・・・

一番早く咲き終わったのが白色芝桜のようで、探すのが大変です。左斜面に大きくレイアウトされた場所、ここも白一色のはずでした。

最初の頃の紹介画像等ではきれいに咲いていますが、今は株が残っているのみです。この場所のデザインはサクラの花でした。

白色 2 上の画像と同じ場面ですが、撮影する場所を少し移動してみました。花の色があれば最高ですが、最終日では仕方ありません。

何とか探して見つけたのが下の画像です。白一色と言うよりも、まばらの白と言った感じでした。
白色 3 白色 4

混合色 1 四色混合芝桜・・・

四色の花が揃っているかはっきりしませんが、単色の場合よりも見栄えがします。紫があるとのことで探したのですが、見つけられません。

三枚の画像を見てはっきりするのは、赤、白、ピンクの芝桜です。
混合色 2 混合色 3

餅まき会場の様子です。
最終日でもあり、武者姿の若者達が先になり餅まきです。遠くからの撮影なのではっきりしませんが、通路からの餅まきです。最終日のイベントは、漫画家きくち正太先生サイン会、ポニー馬車運行、ふうせんやshibuのバルーンアートなどが予定されていました。

会場全体を回りたかったのですが、高低差のある距離を休み無しで歩いたのでダウン気味になりました。どこの会場でも言えることですが、初めて訪れた場所では様子が分からなく気に入った撮影が出来ないことです。家に帰り画像処理をしながら、至らなかった点が気になるのはいつものことです。可能であれば、来年の再トライしか無いと思います。それと開花情報を把握し、自分でも気に入った場面を撮影したいものです。

※この芝桜フェスタを企画するにあたり、横手市にお住まいの方のサイト「横手市の観光」を何度も拝見しプランを練
  りました。この場をお借りして御礼いたします。


芝桜維持管理協力金100円にご協力お願いします。

毎年美しい花を咲かせるには、4月から10月まで週に1回の除草作業が欠かせません。また、肥料や病害虫防除などに多大な費用がかかります。そのため、芝桜フェスタ期間中は、ご来場の方々より芝桜維持管理協力金として100円のご協力をいただいております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

                                                       2014.06.21 作成

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