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            アイスプラント


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アイスプラント、最初の頃よりみずみずしさが無くなりましたが花と葉の様子です。

アイスプラント・・・

アイスプランという変わった名前の植物、多肉系のみずみずしい植物を知ったのは三年ほど前のことだったと思います。近くのスーパーで手に入れた変わった葉っぱ(あえて葉っぱと表現しました)、見た瞬間そのみずみずしさに引き込まれた私です。臭いや違和感がほとんど無く、しゃきしゃきとして食感が気に入った私はマヨネーズをかけて戴きました。

今年の六月頃だったと思いますが、陸前高田市の宅地造成を見ての帰り何気なく寄った道の駅で「アイスプラント」の苗を見つけました。葉っぱの部分を摘み取って販売しているものとばかり思った私は、それほど高価ではなかったので一株の苗を購入しました。最初はか弱い苗ですから食べる気にもなりません。

夏頃になってかなり大きくなり、販売している葉っぱの状態に近くなりました。早速ですが食卓に登場です。夏も過ぎた頃から、葉っぱが大きくならないで全体の様子が変わってきました。ある日のことでしたが、「アイスプランの花が咲いてるよ・・」と教えられ早速カメラを取り出してマクロ撮影です。

株全体をじっくりと見ると、花が咲き終わり花びらの付け根と思われる部分に赤いものが出てきました。良く分からないのでネット資料で調べると、どうやら果実と思われました。まだはっきりとした実にはなっていませんが、花が咲いた頃からの画像を対比させ紹介します。この撮影は、今は使用しなくなっているペンタックスとマクロレンズ、それにリングストロボを併用しての撮影です。画質的にはかなり少ないのですが、まだまだ限定利用として使えます。

ここでは、花の咲く前の枝葉の様子、開花した花の様子、果実を思える部分が生じてきた花の様子の三つの場面をまとめました。トップの画像は開花した花と葉の様子を切り出したものです。ネット資料で調べた内容を画像と突き合わせ、自分なりの思いで解説しましたが間違いがあると思われます。

最後にも書きましたが、食感が良く来年も早く食べたいなあと思います。せっかくですから種子を取り、発芽させての栽培を試みたいなと思います。

                                                      (2014.09.13 作成)


アイスプラント・・・

新野菜「アイスプラント」は南アフリカ原産の植物で、国内では佐賀県で初めて栽培された注目の野菜です。地中のミネラルを吸い上げる力がある吸塩植物。表面を被うキラキラとしたジュエリーのような粒(塩分の結晶)とプチプチとはじける不思議な食感が特徴です。茹でても焼きでも揚げても残る塩味や食感は新感覚で食べれます。様々な料理で楽しめますが、サラダなど生で食べるのがおススメです。


サボテンのような多肉多汁組織を持つ吸塩植物。葉や茎の表面にキラキラとした水滴のような粒々が付いており、野菜の通称としてはアイスプラントと呼ばれています。粒々は水滴ではなく、ミネラル分を多く含むブラッター細胞と呼ばれる葉の一部です。

害虫や病気にも強い野菜で、水耕で農薬を一切使用せず栽培しているから、安全にも折り紙つきです。プロのシェフや料理人らが求める素材の「希少性」と、消費者らが求める「食の安全性」に大きく応えます。


水分量の多い野菜です、しっかりと重量感のあるものを選びましょう。夏場に保存するときは、冷蔵庫に入れると5〜6日は大丈夫ですが、せっかくの食感が損なわれますので早めに使い切るようにしましょう。

栽培のきっかけは、土壌に含まれる塩化ナトリウムを吸収するアイスプラントの除塩機能を、有明海沿岸の塩害対策に役立てようと行われていた、佐賀大学農学部の研究。その後、生食で塩味がするという最大の特徴を活かした特産物に育てようと、JAさが管内農家との協力で栽培研究を進め、平成18年に初めて市場へ出荷することが出来ました。

                                                         (※ネット資料から)

アイスプラント 1
枝と葉の様子

葉の部分の切り出し、根元の膨らみから花になる前の状態だと思われます。
アイスプラント 2 地面から出ている茎の部分、ぶつぶつと水泡状に膨れた部分が目立ちます。

アイスプラント 3 開花の様子・・

花びらとは言いにくいのですが、開花の状態です。中央に雌しべの柱頭でしょうか、その周りに枝状の花びらが出ています。

じっと見ていると、海辺のイソギンチャクに見えてきます。
アイスプラント 4 別の花ですが、真上からの撮影です。

白い毛のようなものが花びらなのでしょうか。ちょっぴり心配になりました。
アイスプラント 5 斜め上から眺めると、白い毛のような部分の下に赤いものが見えてきます。

アイスプラント 6 実でしょうか・・

毛の付け根に見えてくる赤い部分、実の先端部なのでしょうか。

下の部分が丸くなり膨らんでいます。この部分に種子が出来るのかもしれません。

ネット検索で調べると、アイスプラントの実は赤い色をしていました。
アイスプラント 7 真上から見ると、赤い部分は膜状になり花びらの付け根を包み込んでいます。
アイスプラント 8 真横からの様子、なんとなく下の部分が膨らんでいます。

白い毛のような花びらがどんどん消えています。
アイスプラント 9 先端部を見ると同じ様な作りの部分があり、何となく丸く膨らみかけています。

左右の部分はこれから花が咲くのでしょうか。
アイスプラント 10 あたかも実のように見える部分ですが、赤い部分の先端から枯れてしまった白い毛が見えています。

今回の解説は、疑問を投げかける形での説明に終わりました。

今後の様子を観察し、大きな変化があったら追記の形でページに起こしたいと思います。

それにしても美味しいアイスプラントでした。来年は種子から栽培したいと思いましたが、かなり小さな種子であり素人には難しいとありました。
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