植物の表情に戻る


         2015待たれる春の芽生え


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 岩手の蘇民祭 ほっづぎある記 心のオアシス
ドキュメント  

location:uchinome.jpトップ>自然の表情植物の表情>2015待たれる春の芽生え

 サイトマップ


2015待たれる春の芽生え・・・

天候不順の岩手ですが、当地奥州市江刺区では思ったより降雪量が少ない冬になっています。二月中旬を過ぎた空模様、降雪量が局所に偏りこれで良いのかなあとさえ思わされます。

早く暖かくならないかと、自称ネイチャーハンターの私は家の周辺に目を向けていますが、木々の芽生えは固い冬芽の中でじっと時期を待つのがほとんどのようです。固い被覆の中で、周囲の気温の変化を感じながら春を待ちます。雪が溶け去り地面が姿を見せる頃、生き物の動きが見られるようになります。花が咲き、虫などが訪れるようになると私もマクロ撮影に集中できるようになります。

今回は時期的にまだ早いのですが、マクロ撮影で見られる木々の芽の様子を集めてみました。トップの画像は木蓮の冬芽であり、その優雅なきれいさに惹き付けられます。大きな花芽と小さな葉芽がきちんと収まっていました。

                                                       2015.02.18 作成


アジサイの芽

撮影したのが一月末頃でしたが、気温が高くなったことから、春の到来と勘違いをしたと思われます。

冬芽と言うには薄い皮であり、これから冷えると凍傷を起こします。
ビワの芽 1 ビワの芽

実生から育てたビワの木ですが、低温にはあまり強くなく昨年から冬囲いをして様子を見ています。

天気の良い日、冬囲いを少し外しビワの新芽の様子を撮影しました。
ビワの芽 2 ぬくぬくとしたビロードの毛に包まれた芽、中では出芽の準備がされていると思われます。それにしても暖かそうな新芽でした。

ビワ(枇杷)は、バラ科の常緑高木およびその果実。

中国南西部原産。日本には古代に持ち込まれたと考えられている。
タラノキの冬芽 タラノキの冬芽

山菜の代表選手と言えるタラの芽です。

ここにも棘の下に二個の冬芽があります。タラノキは大きくなりすぎ、適当に枝を払わないと手の届かない巨木になります。
コシアブラの冬芽

大好きな山菜のきの芽です。山から採集して地植えし、十年以上経過した親木です。

大好きだからと言って新芽を全部採集すると、成長点がなくなりやがて木は枯れていきいます。

この場所に三個の冬芽があり、新緑の頃になると食べ頃です。
膨らみかけた梅 1 膨らみかけた梅

梅ノ木のある場所は、我が家でも南向きの暖かい場所になります。

例年になく雪は少ないのですが、強風と気温が低いこともあり、梅の芽はなかなか膨らんではくれません。

心なしかふっくらとしてきており、見ていて嬉しくなりから不思議です。
膨らみかけた梅 2 最初の梅は下向きでしたが、これは上向きと下向きを組み合わせてみました。
真冬のタンポポ 1 真冬のタンポポ

やっと見つけたタンポポの花です。雪につぶされながら育ちますので、上には伸びられません。

本当はフキノトウを探していたのですが、やはりまだ早いようでした。
真冬のタンポポ 2 やっと見つけたタンポポの花、待っていたのは私だけではなかったようです。

雪に押されてべったりとしていますが、まさかこんなに早く花に虫(ハチだと思いますが)が来ているとは気がつきませんでした。

捕まえられない早さで飛んでいます。やはり春ですね。花が咲けば虫が来る、嬉しくなりました。
木蓮の冬芽

木蓮の冬芽

今一番と言えるほどきれいで、見とれてしまうのが木蓮の冬芽(花芽と葉芽)です。

実際の木蓮の花は、その大きさと異様な臭いからかなりグロテスクな様相を見せます。

                    ページの最初に戻る →