2015庭のカタクリ開花に戻る

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つぼみが垂れ下がった状態 1 花芽の付いた株だけを選び、開花に使い株からその変化を紹介しています。

二枚の葉の間からどんどん伸びた花のつぼみは、ある所まで伸びると先端か折れ曲がり下を向くようになります。

そしてつぼみが膨らみますので、首を曲げた状態に変化し色が付いてきます。
つぼみがこれから曲がります 大きな株ですが、つぼみがそっぽを向いた状態になりました。
つぼみが垂れ下がった状態 2 つぼみに花びらの切れ目が出てきました。ここまで来るとあとすこしで開花します
つぼみが垂れ下がった状態 3 よく見たら接近して成長している二株のカタクリです。こちら側からは良く架かりません。

手前の茎に沿ってつぼみが見えています。
つぼみが垂れ下がった状態 4 反対側から見るとはっきりします。つぼみが垂れ下がった状態の株と、直している株です。

地面にカメラを設置してのマクロ撮影 1

穏やかな春の日を浴びて、花びらを思いっきり開き開花です。

よく見ると、黒い雄しべと中央に見える雌しべの長さが同じです。

この状態では、花を訪れた昆虫もしがみつけないので不便です。

地面にカメラを設置してのマクロ撮影 2 実際には雌しべの長さがもっと伸び、柱頭部の先端が三つに分かれます。昆虫はここに留まります。

昆虫がこないと言うことは受粉しないことになります。開花したばかりの雄しべは、花粉の生成もこれからであり雌しべの成長と合わせてうまく出来ています。

念のためですが、カタクリは自家受粉をしませんので、他の花から花粉の供給が無ければ種子が作られません。
地面にカメラを設置してのマクロ撮影 3 地面にカメラを設置してのマクロ撮影です。我ながら良いできだと満足しています。

雌しべの先端はきれいで花粉は付いていませんした。

お節介の私は、そろそろ野山に出かけ別のカタクリの雄しべを採取してくる予定です。

果樹園ではありませんが他家受粉のお手伝いです。

春になるとカタクリの花の生長を見ながら楽しんでいる私です。今年も野山からカタクリの実を採取し、種子を野草園に撒き散らす予定です。厳密に言いますと、野山から種子を採取し別の場所に植えることは生態系を乱すことになりますが、別の場所で管理して生育しているので良しとする。私の自己満足ですが・・・。野ネズミとの闘いは際限がありませんので。

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