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location:uchinome.jpトップ>自然の表情>植物の表情>キンモクセイの開花 |
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キンモクセイの開花・・・ 我が家の庭にキンモクセイが植えられたのは、およそ一年前の十月のことでした。それまでは名前は知ってはいたものの、どのような木であるとか、花がどのように咲くのかは知らなかった私です。 キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、モクセイ(ギンモクセイ)の変種。中国では、正しくは丹桂がこれに当たるが、一般には桂花の名で呼ばれることがある。しかし、桂花は木?属におけるひとつの種名であり、金桂(ウスギモクセイ)、銀桂(ギンモクセイ)などを含む全ての亜種・変種・品種を総括するものである。 |
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9月22日の様子・・・ やっと花のつぼみが確認できるようになりました。大きさはせいぜい3ミリほどであり、マクロレンズで拡大接写をしない限り肉眼では様子が分かりません。 撮影していて気がつきましたが、葉っぱの裏に小さなクモがぶら下がっていました。最初は気にもならなかったのですが、拡大してみてあれれとなりました。何と大きな目が確認できたのです。 |
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クモに対しての思い込みメモより・・・ 「花咲く所には虫が来る」・・・、虫の来る場所にはクモが巣を張って待ち構えている。中には巣を張らないで、大きな目(この場合は単眼)を動かして虫の来るのを待つ。こんな大きな目、あたかもフクロウを思わせるでっかい目、どの様な機能があるかは知らないが怖い。クモについての新しい発見である。 巣を張らないクモは、虫の飛来を目で見るなり、羽音を確認するなりして、身体全体で感じるものだろう。身体も周囲の植物と同じ色、花のにおいに惹かれて飛来したが最後、そこには地獄が待っている。生き物の食うものと食われるものとの食物連鎖であり、不思議な現象ではない。こんなことを思うと、人間はうまい条件の中で生かされているんだなあと思ってしまう。 もちろんであるが、こんな怖い人食いクモが居たら逃げるしかない。たとえ逃げおおせても、いずれかはキャッチされ食われるのであるが・・・。「花咲く所に虫が来て、虫の来る場所には必ずクモが居る。これは厳粛な自然の摂理である」、人間って良いなあ。 |
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真正面に大きな目があり、あたかも顔を思わせます。それにしても単眼の配置がうまく出来ています。 クモの身体の大きさは、キンモクセイのつぼみの大きさと対比させるとクモは小さい存在になります。 |
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たまたまでしたが、クモが横を見ている状態の画像がありました。 大きな目玉が飛び出して見えています。 |
クモの拡大・・・ ここでは大きな単眼を強調し、キンモクセイのつぼみと対比させて切り出してみました。クモの習性を色々調べると、単眼の構成があたかも他の動物のごとく機能して居るように見えますが、光の耗弱のみであり私達と同じような像としての確認では無いようです。それにしても、私にとっても新しい発見であり興味が深まりました。 拡大切り出しなので大きく見えていますが、花のつぼみと同じほどの大きさですから胴体だけでは3ミリほどの大きさです。少々ピントが甘いのは仕方ありませんが、何とか大きな単眼の並びが確認できます。 |
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キンモクセイの花一個の切り出しから・・・ 開花してから五日目の10月1日、庭先に咲き誇っていたキンモクセイの花、心なしか色があせて臭いも減ってきた感じがします。しかし、雄花ですから雄しべが成長すると先端部に花粉があふれ、花びらの上に落ちていました。残念ですが、受け手となる雌花の株が無いことには受粉して結実はしません。 資料によると、遙かの昔に中国から渡来したものだと言います。雄株があれば必ず雌株があるはずです。どこかにないものでしょうか・・・。したがってキンモクセイの増やし方は挿し木しか無かったようです。日本全国にあるキンモクセイ、由来をたどればたった一本の木であったのかもしれません。遙か昔の良き話しでした。 剪定して切り落とした枝を挿し木にして増やしてみたいなと思います。ネット資料によると、剪定した部分に来年の花芽が付くそうですから試してみなくては。 |
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