イチョウの実・銀杏(ギンナン)・・・
我が家のイチョウの実、この頃毎年と言える程大豊作になっています。イチョウの木は、今の家に住まいする子どもの頃から二本ありましたが、何故か実のならない木として扱っていました。晩秋になると、葉っぱが大量に落ちてきます。自分の庭だけならまだしも、隣家の畑にがっちりと落葉されるとそうはいきません。
そんなことも有り、家の前にある一本のイチョウの木は切り倒しました。それからしばらくしたある年のこと、実がならないとばかり思っていたイチョウの木に実がなって居るではありませんか・・。あれからうん十年経過した今では、秋が深まり葉っぱが黄色になる頃、大量に実が落ちて独特の臭いを周囲に振りまいています。
この特有の匂いのする実の中に、大好物の銀杏が入っています。どうやって臭い実の中から種子を取るのか・・、色々な方法があるようです。我が家では単純明快な方法で、実の中からぷつんと種子だけを取り出す方法をとっています。たっぷりと水洗した後、しっかり乾燥し焼いて食べています。
ギンナンは食べたいが、どうもあの臭いがねとあちこちで言われ、どなたも拾いに来られる方が居りません。我が家だけでは拾いきれないので大変です。
今まで季節のご馳走を食しながら、何故かイチョウの実を撮影する気になれなかったのが不思議でなりません。今回は、大量に落下して悪臭を発しているイチョウの実を、木になっている実の様子、地上に落下している様子、そして、実をきれいにして食べられるまでにする様子にまとめてみました。悪臭を発して臭いイチョウ実から、華麗なギンナンへの変身です。
トップの画像は、きれいに処理されギンナン(銀杏)として店頭に並んでいるのと同じ状態です。
2016.11.23 作成
|