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           レモンの花・開花


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うまい具合に咲き出した二輪のレモンの花。

レモンの花・開花・・・

我が家のレモンの花は、昨年(2016)十月頃でしたが大きくなった木から剪定した小枝を挿し木にしたところ、うまい具合に活着し成長を始め、嬉しいことには葉の付け根付近から花芽が出て大きくなり咲き出したものです。

息子の第二の趣味とも言える植木栽培は、実のなる品種に限定しています。温室仕立てのハウスに置かれた鉢は、冬の時期は凍結し枯らさないようにするのが課題です。何故ならば、購入した品種が南国仕様の品種になり、雪国では扱いに苦労するものばかりです。ですから、家の中での栽培はもちろんのこと、保温に留意するのが最大の留意点です。

現在温室ハウスの中で元気にしている品種は、アセロラ、グアバ、レモンの大きな品種があげられます。通販で購入したのは全てが南国産(四国産)であり、一年目は扱いが分からず苦労したようですが、二年目はそれ程苦労しなくても扱えることが分かり楽しんでいるようです。

挿し木の状態から見事に活着し、背丈は10センチ位ながらも花芽が出てきて、冬の時期というのに見事に開花した事に驚いています。早速ですが、マクロコンデジの出番となり撮影してみました。数多くある挿し木の苗木状態から、つぼみらしい膨らみ、つぼみ、つぼみの膨らみ、開花の順に撮影し画面構成をしています。

トップの画像は、うまい具合に咲き出した二輪のレモンの花です。背丈10センチほどの苗木ですから、例え結実しても大きな実にはなり得ません。どこまで大きな実になれるか、経過を見守りながら撮影をしていきたいと思います。

                                                       2017.01.23 作成



花芽の出芽 1 花芽の出芽・・・

葉の付け根が成長点になっているようで、この部分に多数の膨らみが生じています。早いものはどんどん大きくなり、いかにも花芽のように白い部分が出てきました。

これには驚きですが、よく見ると他の挿し木苗の部分にも同じような膨らみが見られる様でした。また、葉になる感じの芽もあり経過が楽しみです。
花芽の出芽 2 花芽の出芽 3・・・花芽の付け根に葉になる感じの部分が出てきました。


膨らみだした花芽 1 膨らみだした花芽・・・

最初は丸くぽっこりとした感じですが、どんどん細長くなり白い部分が大きくなりました。

膨らみだした花芽 2 かなり伸びてきました。明らかに花びらの部分だと思われます。

花芽の付け根に小さな芽が出始め、これが葉になるのだと思われます。
膨らみだした花芽 3 白い部分の拡大です。正面からと真横から撮影してみました。何となく白い部分に区切りが生じ、五片になりそうです。先端部が割れ始めてきました。
膨らみだした花芽 4 膨らみだした花芽 5


開花したレモンの花 1 開花したレモンの花・・・

挿し木に生じた花芽が、見事に開花しました。10センチほどの背丈ですから、まさかきれいに開花するとは予想だにしていません。

ここまでくると欲が出てきます。不完全でも良いので結実して欲しいなと思うのは誰しも同じです。レモンの花は自家受粉が可能と言いますが、花粉を媒介する昆虫がいなければ話になりません。

気休めですが、花の中心を筆でなでておきましたがどうなりますか。
開花したレモンの花 2 開花したレモンの花 3
開花したレモンの花 4 正面から見たレモンの花です。時間が経つと、花びらの両端がくるりと丸まります。


開花したレモンの花 5
おわりに・・・

二輪のレモンの花、左側はピントがかなり甘いのですが、右側を引き立てる意味から並べてみました。挿し木をするために葉を半分に切って土に指してあります。うまい具合に活着し、おまけに花芽がつききれいに咲いてくれました。嬉しくなった私は、NHKの夕方のニュース「おばんですいわて」に投稿しました。

この花の様子が1月17日に放映され、本当にハッピーな気持ちになりました。


レモン・・・

レモンは、ミカン科ミカン属の常緑低木、またはその果実のこと。柑橘類のひとつであり、なかでも主に酸味や香りを楽しむ、いわゆる香酸柑橘類に属する。レモンの近縁種の一つ、シトロンの別名が枸櫞(くえん)で、クエン酸の名はこれに由来する。

原産地はインド北部(ヒマラヤ)。樹高は3mほどになる。枝には棘がある。葉には厚みがあり菱形、もしくは楕円形で縁は鋸歯状。紫色の蕾を付け、白ないしピンクで強い香りのする5花弁の花を咲かせる。果実は紡錘形(ラグビーボール形)で、先端に乳頭と呼ばれる突起がある。最初は緑色をしているが、熟すと黄色になり、ライムにもよく似ている。

ただし、レモンと名は付いていても他の柑橘類と交雑した品種(マイヤーレモンやサイパンレモンなど)では栽培環境で果実の形が変わり易く球形に近いものや、熟すとオレンジ色になるものもある。

レモンは柑橘類の中では四季咲き性の強い品種である。鉢植え・露地植えのいずれでも栽培が可能であるが、早期の収穫を目指す場合は鉢植えの方が早く開花結実する。・・・以下省略

                                                        ※ウイキペディアより

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