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          開花間近のカタクリ


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今にも咲きそうな花芽を付けた二株のカタクリです。心なしかつぼみの先端部がほころびかけていました。

開花間近のカタクリ・・・

ここ二日ばかり、日中の気温が二十度を超しています。外にいると風も和らぎ、春の訪れを一足先に感じます。各地から桜の開花情報が寄せられますが、当地奥州市ではまだ先の話になりそうです。足元の草花に目を向けると、私の野草園が気になりました。

かなり前からカタクリの新芽が見え始め、それなりに葉の大きさがあるのですが花芽を付けた葉の出現が少ないのです。カタクリの場合は特徴があり、新芽が出た来る時いくら大きな葉が一枚出ても花は咲きません。必ず二枚葉でなければ中央から花芽が出てくることがありません。今年は野ネズミのエサになったのかなあと思いましたが、陽気に誘われた野草園に屋あっと花芽を持った株が現れました。数えてみたら三十個は超しそうです。

そんなことから陽気に誘われた私は、地面に這いつくばり花芽を探して見ました。ここでは、花芽が出てきた様子と今にも咲きそうなつぼみの状態の花芽でページを構成してみました。

トップの画像は、今にも咲きそうな花芽を付けた二株のカタクリです。心なしかつぼみの先端部がほころびかけていました。あと少しで開花するので陽気が待たれます。

                                                        2017.04.06 作成



芽が出てきた花芽 1 芽が出てきた花芽・・・

硬い土から出てくる発芽してくる花芽は、ぷっくりと丸みを帯びた状態で地上に姿を現します。一葉の葉の場合、いくら大きな葉であっても丸みを帯びた状態では無いので判別が出来ます。

この丸みを帯びた花芽を見つけると嬉しくなり、一体今年は何個あるのかと数えたくなるから不思議です。もっと株が多くなり、気にしなくても花が数多く咲けばそんなことが気にならなくなります。
芽が出てきた花芽 2 かなり硬い土の間から発芽してきた花芽です。こんなのを見つけると嬉しくなってしまいます。

それにしても残念なことですが、野草園を作ってから30年近くになるのですが、毎年大量に野ネズミのエサになり花が咲く株は多くはありません。

昨年の場所に花芽が出てこないのが悔やまれるのです。毎年同じ事を書いていますが、食われる分だけの趣旨を播き続ければ同じ数の花が咲くことになります。


同じ様な形の花芽が続きますが、対比する意味で並べてみました。
芽が出てきた花芽 3 芽が出てきた花芽 4
芽が出てきた花芽 5 芽が出てきた花芽 6
芽が出てきた花芽 7 光の当たるあたる方向に身体全体が曲がってきます。これがぐいぐいと伸びてくればしめたものですが、まだ少し早いようです。
芽が出てきた花芽 8 包まれた葉の間からよいしょと伸び上がり、花芽がぐいぐいと立ち上がるのも間もなくです。


間もなく咲きそうなつぼみ 1 間もなく咲きそうなつぼみ・・・

ここからはまだつぼみの状態ですが、暖かい日が続けば開花寸前の姿を集めてみました。

太陽の光をたっぷり浴びてぼみの柄がぐいぐいと伸びてきます。気をつけて見ると、つぼみの先端部が少しだけですが開きかかっている個体もありました。

ここで欲しいのは暖かな日の光です。このようなつぼみ状態の個体が結構見られますので、開花は時間と天候の問題です。
間もなく咲きそうなつぼみ 2 間もなく咲きそうなつぼみ 3
間もなく咲きそうなつぼみ 4 間もなく咲きそうなつぼみ 5
間もなく咲きそうなつぼみ 6 つぼみが大きく伸びてきました。撮影した時、太陽光がたっぷりとあたっていました。後ろの部分にもつぼみが姿を現しています。
<間もなく咲きそうなつぼみ 7 つぼみの先端部の拡大です。少し開き気味ですからあと少しです。


間もなく咲きそうなつぼみ 8
トップのロゴ画像にしたカタクリです。地面にカメラを置き、本当のローアングルで二株のカタクリを見上げた状態にして見ました。つぼみはまだ伸びそうですから開花したらきれいな状態になります。この場所とアングルを覚えておいて、開花した状態を撮影出来れば最高です。

きれいに開花した状態は次回に紹介する予定です。
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