極軌道衛星(別名NOAA)について・・・
静止気象衛星とは別に、アメリカで打ち上げた極軌道衛星(別名NOAA)があります。静止気象衛星は地上3万6千キロ上空にありますが、極軌道衛星NOAAは800km程上空を撮影しながらリアルタイムで画像を送ってきます。
装置さえあればパソコンできれいな雲と地上の様子をリアルタイムで受信できます。使い古した受信機を活用し、専用のアンテナを上げて(自作可能)ノートパソコンで受信できるのですから夢のようなことです。もちろんですが、画像作成のためのソフトは、「NOAA APT Decode Software(KG−APT)」と「WXtolmg」の二種類のフリーソフトを使用しております。
トップのロゴ画像は、寒気の訪れを告げる画像から切り出して見ました。大陸からの寒気の吹き出しが日本列島に吹き付け、日本海側では豪雪被害の話題が尽きません。
ノアの飛来は日中に三回ほどありますが、丁度頭の上を南から北へ向けて飛んでくる時の画像がきれいに記録出来るようです。ここではNOAA19号からの画像を中心に紹介致します。いずれの場合でも、画像だけの表示になることをお断りいたします。なお、表示時刻は日本標準時になります。
具体的な画像掲示は、「WXtolmg」による疑似カラー画像としました。通過時刻と軌道の関係から、日本列島がうまい具合に中心にならないこともあります。サムネール画像をクリックすると大きな画像になります。なお、2015年2月の画像表示からオリジナル画像に近い寸法に切り取っています。かなり細長い画像になりますし、衛星の高度は方向により電波の状況に変化がありますので両端が乱れることがあります。
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