北上和賀地区・想いでの中学校に戻る
澤内第一中・・・ 沢内村新町1-137 職員数: 10 学級数: 3 生徒数: 213 昭和47年(1972)統合により澤内村立沢内中学校。
おわりに・・・
昭和22年(1947)4月六・三制教育制度による新制中学校が発足しました。父の残した記録によると、ほとんどが小学校教室の間借りや仮設の建物等での学校開設でした。子どもの頃を想い出しますと、広田小学校(私の在籍していた小学校)の下に水産高校の空き校舎があり、そこが広田中学校になっていました。 私が広田中学校に入学したのは昭和24年(1949)4月ですが、水産高校の広い教室で学習した記憶が残っています。その後、父の黒沢尻町(現在の北上市)への転勤により江刺郡稲瀬村の中学校に転校しました。 あれから60年以上経過していますが、その後の市町村合併や学校統廃合等で、子どもの頃に学んだ中学校が消え去ったことは時代の流れでもあり仕方のないことだと思います。現在、小学校にも少子化による学校統廃合が進められ、地域の文化センターとも言える小学校が消え去りつつあります。 学校には適正規模がありますので、少人数の学校が統合されるのは仕方のないことと思いつつも、遠距離通学になる子ども達も大変だと思います。私年代の場合、通学距離がかなりあるのは当然ですし、ほとんどが徒歩であったことです。今とは事情が違うとは言え、文句も言わず歩いたものだと思います。