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六枚の画像の対比から・・・

最初の画像は56年前の和賀川狭窄部の様子であり、次に続く三コマが2014年当時の画像で、最後の二コマが今年の画像になります。それぞれに想い出があり、順を追って並べてみました。具体的には、メインとなる和賀川狭窄部の画像は最高に貴重な当時の様子を知る景色であり、我ながら見とれてしまう出来映えです。

この画像を基本にし、現在の姿と可能な限り対比させてみました。たまたまですが、2014年に水質汚染の件で湯田ダムが水を抜かれた様子が報じられ、その時に撮影した画像から選んでみました。
和賀川狭窄部の様子 1960年5月ダム工事建設現場、和賀川狭窄部の様子です。

スキャナーで読み込んだ画像を精査したら、貴重な当時の画像を発見しました。

中央下の狭窄部には仮橋が架けられています。

画像を見ていると、我ながらすごい場面だなあと感動です。今となると、絶対に見ることが出来ないからです。

中央部に小山が見えていますが、現在でも湖面に浮かぶ小島になっています。
湖面に浮かぶ小島周辺 1 ここからの三コマは、2014年に水質汚染調査のために水を抜いた時の様子になります。

ダム堰堤部から湖面方向を見ての撮影になり、湖面に姿を現している小島のような部分がかつての小山になります。
湖面に浮かぶ小島周辺 2 上の画像撮影の場所より少し左側に位置した場面からの様子です。

この時は、遙か彼方の谷間にかかる北上線の鉄橋を撮影するのがねらいでした。

湖面に浮かぶ小島の裾の部分には、満水になった時の水位の跡が刻まれていました。
錦秋湖上流の様子・・・大河を連想させます。 ダム管理事務所堰堤端から湖面が見える位置まで進み、かつての和賀川の流域が見渡せる位置で撮影しました。

右上には国道107号が見えています。このような広大な流れですと、大河の様相に見えてきます。

かつての現場写真画像によると、右側の流れの下に当時の横黒線(現JR北上線)と国道(平和街道)がありました。

この時は、水没したかつての集落の生活跡が道路から見えていました。
対岸から見たダム堰堤部 対岸から見たダム堰堤です。

平常時は、二門のコンジットゲートから放水されています。

普段は堰堤部反対側まで進むことがありませんので、振り返って眺めた堰堤部の様子は迫力があり迫ってきます。

堰堤部の長さは265m、高さが89.5mあります。
正面から見たダム堰堤部 正面から見たダム堰堤です。

R107号からダム堰堤部への入り口付近から眺めた様子になります。

背景の山肌の様子が、50年以上前の狭窄部の画像に一致する部分がありそうです。
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