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     高台造成工事・2015年3月17日の様子


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2015年3月17日の様子・・・

2015年になって初めて訪れた高台造成工事の様子です。最大のねらいは、崩した岩石を爆破し細かくする瞬間を見たかった事にあります。昨年度末と今年3月の二回とも、空模様は快晴なのですが近くの山肌がすっきりしません。

現地近くの皆さんには申し訳ないのですが、大量のダイナマイトを使用すると報じられていたのでずしーんと来る迫力を期待しましたが、土煙は上がったものの爆発時の音と振動はあまり感じません。また頭上で稼働しているベルトコンベア、確かに動いてはいるのですが砕石を運んでいる様子はありません。

訪れる時間帯によると思われますが、コンベアの先端から吐き出される土砂の山を何とか撮影したいのですが、思うようにはいきません。夏までには原石山の破砕処理を完了し、見所になっている巨大なベルトコンベアと吊り橋が解体されると言います。

今後、何回か訪れて世紀の瞬間の画像を記録したいなと思います。家から90分、もっと通いなさいと言うことなのでしょうか、ちょっぴり大変です。


発破作業の様子・・・

最初にもふれましたが、高台造成工事に伴って岩石を更に細かくする必要から、毎日定時にダイナマイトによる爆破作業がおこなわれています。私が訪れた時は正午前ですが、スピーカー音があり発破爆破の時間帯を知らせていました。発破現場から1kmほどある一本松駐車場で待機して待ちました。かすかにタイムカウントの音声が聞こえていました。爆破の瞬間は十二時十五分でしたが、実際に土煙が上がったのは数分遅れていました。。

私たちの他に、数人の皆さんが聞きつけて集まり待機しています。皆さんカメラを携えて今か今かと待っています。「どかーん、ずしーん・・」でも無く、何となく「ぼんっ」といった感じの音がし、「あれっ終わったの??」と異口同音。たまたま一緒に居た駐車場のお店の方が「終わりですよ」の一言で解散です。

もっと近くで見ればと思っても場所がありませんし、近くへは行けないはずです。私もがっかりしましたが仕方ありません。何とかその時の様子を撮影することが出来ました。それにしても凄い土煙が上がるものです。
発破作業 1 高台造成工事の中心地です。かつての山は無くなり、平らになっています。爆破はこの地とばかり思っていましたが、大違いでした。
発破作業 2 12:23・・・

中心部地からかなり右手の山から土煙が上がりました。

手前の土盛りは造成された部分です。
発破作業 3 12:24・・・

今度は中心部地から左手の山から土煙が上がりました。
発破作業 4 12:24・・・

左右の爆破点を一枚の画像に納めてみました。

中央部が原石山と言いますか爆破して崩された山になります。

運搬して埋め立てられる岩石の爆破は、採石場からかなり離れた両端でおこなわれていることが分かりました。

発破作業 5 12:25・・・

時間が経つにつれ舞い上がった土砂の煙が左右に広がっています。


駐車場付近の交差点 爆破の瞬間が終わりましたので、車から離れ気仙大橋仮橋まで向かいます。

距離にして600m往復のウオーキングです。さすがに歩いている方はどなたも居らず、重いカメラを持って撮影しながらの歩きます。

毎回見ているR45との交差点であり一番交通量の多い場所になります。
駐車場の中の様子 特設一本松駐車場の中には休憩スペースが設けられ、トイレはもちろん食堂まで造られています。

今日は普通日でもあり比較的すいていました。休日ともなると一般車両はもちろん、大型観光バス等で賑わいます。
ベルトコンベアと大型重機

駐車場の周辺は、ベルトコンベアと大型重機の姿で埋まっています。

急ピッチで復旧工事が進んでいますが、これからどのように変容していくのか、見ただけでは予想も出来ません。


気仙大橋仮橋に向かう 気仙大橋(仮橋)までは道路脇の歩道を歩くしか方法がありません。

一本松駐車場からここまで500mほどあり、私にとってはちょっぴり辛い距離になります。

一本松まではここまでの二倍以上程あり、毎日大勢の方が訪れています。

歩く場所は私が歩いている道路の南側、こっちも結構長い距離になります。
かさ上げ地の様子 1 高田松原海側の埋め立て地、10m以上あると思います。こんな感じで海岸側が埋め立てられるはずです。

中央部に展望台があります。以前訪れた時上りましたが、工事のPRスペースになっており、工法等の解説が並んでいました。

一気に上ると息が切れます。
かさ上げ地の様子 2 上の画像のワイド画面です。手前が仮橋車道であり、奥にはベルト棍ベラのラインが見えています。
気仙川河口付近の様子 仮橋中程から見た気仙川河口付近の様子、コンベア専用の巨大な吊り橋です。

画面左端中央付近に、奇跡の一本松が見えています。残念ですが高さの関係から葉っぱの部分が隠れています。
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