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  巨大ベルトコンベア見学・気仙川河口西側堤防


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気仙川河口西側堤防より・・・

事務所を出て気仙川堤防から対岸(東側)を眺めました。・・・ここからの展望は素晴らしいものであり、記念になりますよ、がっちり撮影してください・・・とはガイドの方の説明でした。目の前には気仙川の流れが広田湾までつながり、対岸には奇跡の一本松(レプリカ)が望め、頭上にはコンベア専用の希望の架け橋が見えています。天気も良かったこともあり、ここからの景観は最高で絵になる光景ででした。

何回もこの近くまで来て眺めたり撮影していますが、この場所と同様の眺めは一般の方には立ち入りが出来なく、これだけでも参加して良かったなあと思いました。
気仙川河口西側堤防より 1 ここから続く三枚の画像は、コンベア専用の希望の架け橋と、レプリカに改造されたとは言え、「奇跡の一本松」のコラボレーションです。
気仙川河口西側堤防より 2 対岸の橋桁を大きく配置してみました。

工事完了後に廃棄処分にせず、人が歩かれるスペース等があれば良いのですが・・・。

人が利用するとなると、安全性等を含めて維持管理が問題になります。

やっぱり現状方針のまま、完全に撤去するのが妥当でしょう。もったいないと考えるのは素人の思いです。
気仙川河口西側堤防より 3 希望の架け橋の下を流れる気仙川は、河口から遙か向こうの広田湾から太平洋までつながります。

中央に見えている建物は、大津波で完全に破壊されなかった古川沼調整水門です
気仙川河口西側堤防より 4 国道45号に架かる気仙大橋仮橋です。

現在仮橋の上流部に気仙大橋の橋脚が建設中であり、完成後に新しい本橋が建立されます。
気仙川河口西側堤防より 5・・・在りし日の気仙中学校。 海抜2m足らずに建設されていた気仙中学校です。今まで何回も津波の洗礼を受けながら中学校として役目を果たしてきましたが、今回の大津波で完全に破壊され使命を終了しました。

陸前高田を訪れるたびに南側から撮影してきましたが、校舎の北側から撮影したのは今回が初めてのことでした。
気仙川河口西側堤防より 6 古川沼調整水門、その奥は広田湾から太平洋へとつながります。

岩石破砕設備・・・

気仙川河口西側堤防で奇跡の一本松を見た後、回れ右をして高台造成地の方向を見ます。今日の最後の見学先は山のふもとに建設されている岩石破砕設備を訪れる事になります。岩石破砕設備の詳細資料は、以前訪れた見晴台に精細な図面の掲示がありました。昨年の七月のものですが、ここに並べてみます。

かなりサイズの小さい図面になりますので、ちょっと見えにくかもしれません。雰囲気だけでもご理解ください。

岩石破砕場 1 一番奥の黒い建物で岩石を破砕し土砂と混合され、筒状になっているベルトコンベアでふもとまで運ばれます。

最終的にはコンベア端末が五ヵ所あり、ここにかさ上げ用の土砂として積み上げられます。
岩石破砕場 2 ベルトコンベアに屋根がかけられ、外にこぼれ落ちないように防御されています。

国道45号を横断する場所には二重の覆いが掛けられ、通行中の車や人にあたらないように細心の配慮がなされています。
岩石破砕場 3 巨大な岩石破砕施設が八基(四基の施設が二ヵ所)あり、常時稼働しています。

水蒸気のように見えているのは、岩石を破砕する時に生じる埃です。
ここで作業する方は、完全な防塵対策が必要です。

この場所は、最後に訪問する予定になっています。
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