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ベルトコンベア端末に移動・・・

今まで何回もコンベア端末を見ている私は、土砂が運ばれている音がするがコンベア端末から土砂がはき出され堆積の山になって場所が見られない。そんな疑問を持っていました。

質問事項として、・・ベルトコンベアが作動して土砂が運ばれている音がするが、コンベア端末から土砂がはき出され、堆積の山になって場所が見られない・・と質問しました。・・今は一番遠い場所に集中して運んでいるので、近くでは見られない。その場所に行ってみます・・、と言うことで移動しました。

遠い場所というだけあって、かなり旧市街地を走り、ガイドカーの後を追いかけるのが大変でした。現地に着いたのが12時過ぎ、肝心のコンベアの土砂運搬は停止、土砂の堆積の山はあったがせっかく来たのに残念でした。

下の画像は、見晴台に展示されていたコンベア配置ラインの様子一覧図です。細かくて良く分からないのですが、左端の山から送られてくる土砂は、青色のラインに従いそれぞれの場所・五ヵ所の端末まで送られることになります。

端末部分から吐出される土砂は同じ場所だけに堆積するのではなく、吐出口のある端末アームが水平角度にして最大101度まで旋回できます。私達が案内された場所は、一番遠い場所であり、旋回角度が101度まで移動できる場所でした。実際に訪れた遠い場所とは、図中の右上の場所にあたります。
コンベア配置ラインの様子一覧図

コンベア端末場所 1 一番遠いコンベア端末・・・

図中の右上の場所にあるコンベア端末の場所です。説明によると、端末アームが110度移動できる大型の場所でした。

しかし、現地を訪れたのが丁度正午とあって、肝心の土砂の吐き出しが止まり稼働してはいません。案内の方も残念がり、「作業が早めに終わりましたね・・」と話していました。
コンベア端末場所 2 端末アームが大幅に移動できるため、堆積した土砂が尾根のようにつながって壮観な土砂の山が造られます。

大型重機の大きさと比較すると、その高さの様子が分かります。
コンベア端末場所 3 運ばれてきた土砂の様子の拡大です。岩石を破壊したはずなのに、きれいな土砂が積まれています。どのような行程でここまで小さな粒になるのでしょうか。
コンベア端末場所 4・・・アスファルトの残骸の山。 あれっ!!これはと思ってカメラを向けました、膨大なアスファルトの破片の山でした。後ろで大型重機が稼働しています。

アスファルトの断片は再利用が可能と思われます。道路や駐車場等の敷地にあったはずのアスファルトです。
コンベア端末場所 5・・・残されたビルの残骸。 車を止めた場所の側に、三階建てのビルの残骸が残されていました。三階建てですから、少なくても高さが10mほどはあります。

この辺の津波の高さが16mほどありましたから、三階建てのビルはすっぽりと飲み込まれていたはずです。基礎ががっちりとしていたので、倒壊はしませんが建具等は破壊されたはずです。

ここから私達は、ガイドカーに従い今来た道を戻り、高台山まで一気に走ることになりました。
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