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   巨大ベルトコンベア見学・高台造成地最上部


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高台造成地最上部からの眺め・・・

ここからの展望は最高に素晴らしい。(本来であれば素晴らしいなんて、こんな感傷の気持ちを抱いては不謹慎であると思いつつ、つい出てしまうのが正直なところの気持ちです。津波で流失した市街地が一望であるし、かさ上げしている土砂の様子が一望のもとになります。

同行した主催者のメンバーも、「初めて来ました・・」とのこと。もちろん現場は一般人の立ち入りは禁止されている場所になります。「今日は特別ですよ・・」と興奮気味に話していました。

しばし、カメラを視界全方向に移動させ撮影しました。説明によると、120mの山を削り45mまでレベルを下げます。我々が居る場所の下に、今に三陸自動車道が造られる場所だと言います。本当にすごい場所に案内されたものです。

二枚の画像を横につなげると、高台最上部から眺める光景全景になります。

ここでは、高台最上部から撮影した画像の中から、被災地に対する想いを含めてタイトルをつけ分類しています。かなり類似画面があり重複する場面があり得ますが、お許しください。


巨大津波!、ここまで破壊し流し去るのか・・

最初の画像は高台から俯瞰した二コマで、最初の画像は広田湾と元高田松原海岸周辺、次の画像は古川沼を含めて元高田市街地、大津波は無残にも一切のものを破壊し流し去りました。この二コマ画像を見ていると、かつての人々が営々と積み上げてきた生活の痕跡は一切認められないと言えます。

陸前高田市の全景 1
陸前高田市の全景 2

陸前高田市街地跡の拡大・・・

震災前の訪れたことのある古川沼と高田松原周辺の様子です。緑の多い水と木立の空間でした。緑の木立の中はレクリエーションの場に最適であり、色んな形態の施設が設置されていました。また、松原入り口にあった古川沼はきれいな水とは言えない記憶が残ります。そして、高田松原海水浴場は夏に時期になると大勢の人達が遠浅の砂浜で楽しんでいました。

ここでは三枚の画像を掲示しました。一枚目は、古川沼を中心としベルトコンベアが伸びる様子。二枚目は画像の中心に国道45号を置き、ベルトコンベアが更に伸びている様子。三枚目は、ベルトコンベアの端末と何も見られないかつての街の中心地の様子を並べてみました。
市街地の拡大 1
市街地の拡大 2
市街地の拡大 3

広田湾を中心に 1 広田湾を中心に

ここでは高台から見下ろした時、大津波の現況にもなる広田湾の海との関わりを切り出してみました。
広田湾を中心に 2 遙か彼方の山は、広田半島にある仁田山(右)の遠望になります。


中央の低い所が小友地区の干拓埋め立て場所になります。
広田湾を中心に 3 広田半島入り口にある仁田山(254m)周辺の拡大です。ふもとの右側は、大陽集落です。

手前の高台造成区域、かなり掘削が進みそろそろ工事が終了する所まできているようです。

掘削斜面を見ると、巨大な岩石混じりの土砂のようです。これを重機が掘削し、大型ダンプで岩石破砕場まで運び細かい土砂にされます。
広田湾を中心に 4 私達は将来開通する三陸道法面の真上に居ます。眼下には以前の山が削られ平地になっている様子が展開します。

将来は、更にレベルを下げた場所に三陸道が造営されるとのことでした。

目の前に少し残った居る高台も、間もなく掘削され平らは地面になりのでしょう。
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