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          2018つららの水滴


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2018つららの水滴・・・

朝夕の冷え込みはまだまだ厳しいのですが、日増しに暖かくなる日中の天気に誘われ軒先などのつららが溶け出しています。しずくがポタンポタンと落ちてくる様子を見ていたら、何とか画像として記録してみようと一念発起・・。しかし、今まで気にもしていなかった落下するしずくの撮影は、思っている様には記録出来ませんでした。

理屈の上では、つららの先端から落ちる寸前にシャッターを切れば良いと分かりつつ、ほとんどの場合、タイミングが合わずに空ふりになり何も写ってはいません。しずくが膨らみ落下する寸前を見極めているつもりでも、水滴落下の速度が速いのです。カメラは愛用のコンデジですが、最初はマクロ撮影の感覚で内蔵ストロボを使用し、水滴を留めようとしましたが落下の速度が速く、フレームの中には収まってくれませんでした。

ここでは三日ほど試行錯誤した結果、自分なりに気に入った画像を得るまでの様子を紹介してみたいと思います。トップの画像は、試行錯誤三日目にして記録出来たつららの先端から落ちる瞬間のしずくの画像です。

                                                       2018.02.11 作成



つらら水滴の撮影・・・

最初にもふれましたが、気軽な思いつきでは水滴を記録出来ないなと分かっていても、オリンパスマクロ撮影コンデジを使用し、つららの先端部に接近して水滴のマクロ撮影を試みました。しかし、いつものマクロ撮影とは違い思う様にはいきません。色々試してみましたが、以下その項目だけを列記してみます。

・カメラ最短距離、ズーム調節にて落下した時の距離を見込み縦位置設定での撮影。
・連写機能を利用し、かなり速いコマ数による撮影ですがストロボは使用出来ません。

結局の所、連写機能を併用し、最短距離でピントを合わせ、しずくがつららから離れる瞬間を見てシャッターを押す。記録された画像から選んでみる。あとは慣れと運によるのかなあ、***な鉄砲数打ちゃ当たる。思う様にはいきませんでした。

高速ビデオ撮影をし、映像画像から切り出せば良さそうですが、それではコンデジカメラでの記録にはなりません。笑われそうなページになりましたが、ご笑覧あれという気持ちです。

落下寸前のしずく 1 落下寸前のしずく・・・

目視してぎりぎりの所でシャッターを切った様子、これ以上細くなるのは無理な様でした。見ている時は最適と思えても、落下の速度が速いので限界のようです。

かなりの撮影した画像から、良いなあと思ったものを並べてみました。
落下寸前のしずく 2 落下寸前のしずく 3


つららから離れる瞬間?・・・

試行錯誤すること三日目、やっと見られる様な画像を記録することが出来ました。
今回一番のお気に入り 今回一番のお気に入り画像・・・

2月9日NHKハッピーハッピー番組で投稿が採用されました。担当の方と電話で連絡を取り合いましたが、放送当時の説明で三日かかりましたと説明がありました。

記録された画像ほとんど全部に、中間の小さな粒(球形)が記録されています。これは、糸を引いた様な状態のものが球状になったものです。肉眼では小さいし速いのでほとんど見ることが出来ません。新しい発見でした。

落下してすぐの画像 1

落下してすぐの画像のようです。ここにも中間の小さな粒がありました。細い糸の様につながっています。

下の画像は切れないでつながった状態のもの、落下して中間の粒が出来かかる状態のものです。
落下してすぐの画像 2 落下してすぐの画像 3


連続画像によるしずくの変化・・・

連写モードでの撮影画像です。連写モードで気軽にと思ったのが間違いであり、単発記録よりも数段も難しい技術でした。最初は高速ビデオ画像の様になると思いましたが、簡単なコンデジではそうはいきません。記録されたかなりの数の画像を見て、その中から選んで並べてみたものです。時間の流れは左から右へと変化しています。
連続画像によるしずくの変化 1 連続画像によるしずくの変化 1→2

連続画像によるしずくの変化 2→2

連続画像によるしずくの変化 3→2

連続画像によるしずくの変化 4→2

連続画像によるしずくの変化 5→2


真冬の厳冬期に開催される伝統行事(蘇民祭等々)の撮影は、深夜に行われる事もあり体力的に耐えられ無くなりつつあります。そんなこともあり、この頃は夜間に出歩くことを断念しています。サイトで紹介する画像を撮りためておかないと、今までのペースでの更新作業が難しくなります。家の周辺で出歩くこと無く、冬の題材を撮影しなくてはなりませんから大変です。

そんな時目についたのが、雪上に付けられた動物達の足跡、つららの先端部から落下する水滴、厳寒期の木々に付く霧氷等々がありました。今回つららの先端部から落ちる水滴撮影に挑戦しましたが、初めてのことでもあり場数を踏んで慣れるしか方法がありませんでした。
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