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      厳冬スナップ・屋根からの落雪


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厚さが40センチ程ある氷のベルト(?)が、地面に向かって垂れ下がっていました。

厳冬スナップ・屋根からの落雪・・・

新しい年を迎える前の12月14日初雪、珍しいことに翌日15日は30センチを越す大雪になりました。それから毎日大量に降る降雪に嫌になる日が続きました。しかし間もなくお正月と言う12月29日のことですが、気温が緩み何と雨降りになりました。そのためでしょうか、60センチ以上降り積もった根雪に雨が浸み込み、知らないでいる内に屋根の雪が滑って落ちていました。

屋根の斜面が急であれば根雪が滑り落ちたのですが、車庫の場合は斜面が緩やかであり滑り落ちませんでした。代わりと言いますか、夜の内に凍った根雪の底がじわりじわりと滑り、朝見たら屋根から根雪が垂れ下がってきていました。珍しいこともあるので、早速カメラの出番になりました。

厚さが40センチ程ある氷のベルト(?)が、地面に向かって垂れ下がっていました。下敷きになったら危険です。側には行けないので、離れた場所から撮影していました。一時間後のことですが、どどどおんと地鳴りをあげ一気に滑り落ちてきました。
                                                        2021.01.09 作成


朝7:28の様子 1 朝7:28の様子・・・

厚さ30センチ以上ある氷雪の巨大なベルトが、車庫の屋根から滑りつつありました。この位の高さですと知らないで下を通ることはありませんが、高い場所で生じているとすると、知らないで下を通る場合があり得ます。

まともにこれを頭などに受けたら、死亡事故につながります。雪国ではこのような事故が多発しています。我が家でも母屋の場合は、斜面が急ですから一気に滑り落ちてくるので、屋根の下へは接近禁止になります。

下の二コマは角度を変えての撮影です。
朝7:28の様子 2 朝7:28の様子 3
朝7:28の様子 4 アングルを変えて、地面との対比で撮影してみました。

先端部にはツララが下がっています。本来ですとツララは垂直に垂れるのですが、この場合はかなりの角度でずれていました。
朝7:28の様子 5 朝7:28の様子 6・・・曲がったツララ
除雪を待つ状態 1 8:38の様子・・・

気がついたら滑って落ちていました。全部落下しきれないで途中から折れています。

この厚さの氷雪ですから人力ではかなり大変です。
除雪を待つ状態 2 10m以上の幅で落下した屋根の氷雪です。二台の車は閉じ込められてしまいました。

結果的には、除雪機を使用して一気に吹き飛ばして除雪しました。

除雪を待つ状態 3
おわりに・・・

新年を迎えてからはほとんど毎日雪が降り、その都度息子と二人で除雪です。機械ですから良いのですが、これが人力ですと年齢のこともあり除雪は困難です。例年になく雪の多い毎日ですが、岩手県南部では今年は何故か雪が多いのです。

目の前にそびえる奥羽山脈、山越えをした秋田横手地区(菅総理の実家付近)では、我が家よりも多い積雪でかなり大変です。なにせ2m近い積雪がありますので人力では困難であり、積雪による交通遮断等が頻繁であり命に関わる問題にもなります。早く暖かい春が来れば良いなあと、先の長い話しをしたくもなります。
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