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        2022酒林(杉の葉のくす玉)


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2022酒林(杉の葉のくす玉)・・・

2022年(令和四年)も終わりが近づき、日に日に新しい年の訪れが待たれるこの頃です。人それぞれの想いは色々あると思われますが、過ぎ去る年や来るべき年への想いはほぼ同じであると思われます。

明日から新年を迎えるための正月飾りが始まります。我が家でも築百年を過ぎる母屋の神棚を掃除し、新しい神様を飾り、2023年(令和五年)を迎える準備をするのが私の仕事になります。そして、来るべき年は、過ぎ去る年よりも一層の良いことがあればなあと勝手なことを思ってしまいます。

例年のことになりますが、年末の締めくくりとして息子と二人で正月にふさわしい写真撮影を探してほっつき歩くのが恒例になっています。今までは神社仏閣を訪れていましたが、今年は趣向を変えて一関市の酒蔵跡(世嬉の一)の酒玉を撮影してきました。

正式には、酒林・・さかばやし・・と読むようです。酒蔵の入り口の頭上に、直径30センチほどの緑の杉の葉で造られたくす玉が吊され、新酒の醸造が完成したことを知らせてきたようです。詳しくはページの最後に説明がされていますので、そちらを参照してください。

トップの画像は、酒屋の店先に吊される大きな杉の葉で造られた玉の様子です。説明によると、緑の杉の葉が枯れて茶色になる頃、美味しい酒の味に変化するとのことです。

                                                       2022.12.27 作成


大きな注連縄が二本吊されています。 2022酒林・・・

酒林(さかばやし)と読みます。新酒の醸造完成時に、酒蔵の入り口に吊される緑色の杉の葉で造られるくす玉のことを言います。

一般の人はこの杉玉を見て、新酒の醸造が完成したことを知ることになります。

大きな注連縄が二本吊され、奥にある注連縄に杉玉(酒林)が吊されます。
手前の大きな注連縄。 手前の大きな注連縄に稲穂造りと称される藁で作られた束が5本吊されていました。
酒林が見えるように配置。 カメラを下向きに置き、酒林が見えるように配置してみました。
酒蔵入り口に吊された注連縄と酒林。 酒蔵入り口に吊された注連縄と酒林です。大きさは直径が30センチ以上ありました。

サイズについては正確ではありません。
杉の葉が見えるように接近。 杉の葉が見えるように接近しました。

先端につく杉の実も見えていました。
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