釜石魚市場岸壁から・・・ 浜町の通りから壊れた防潮堤の門から岸壁に出てみました。片付けられているとは言え、あちこちに流された物が散在しています。 釜石港を襲った巨大津波は、停泊中の貨物船をそのまま押し上げ岸壁に漂着したと思わますが、巨大津波のエネルギーに驚いてしまいます。岸壁から戻りながら魚市場方面に出て船尾の方向から見たのですが、立ち入り禁止等の表示がないものの怖くてあまり接近できません。
さらに近づいてみました。「ASIA SYMPHONY」の船名が見え、船首上部や錨の部分が破壊しています。乗組員が17名乗船したまま流されて座礁したようですが、どのような状態で係留されていたのでしょうか。 錨が所定の場所に収まっていますので、岸壁にロープ等で繋がれて居たと思われます。 下の画像は、震災後入港した大きな貨物船です。バックには海を見て立つ白亜の観音像が見えています。前回も書きましたが、どのような想いで大津波を見ていたのでしょうか・・・。津波で破壊された建物も見えています。