釜石復興祈念・釜石夏の港まつりに戻る

ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 ほっづぎある記 心のオアシス ドキュメント

location:uchinome.jpトップ>ドキュメント三陸沿岸被災地 その3釜石復興祈念・釜石夏の港まつり>2

  サイトマップ


桜舞(おうぶ)太鼓・・・

最初に披露されたのが桜舞(おうぶ)太鼓の皆さん12名による演奏です。最初はステージ前の広場とステージ上に配置された太鼓の演奏でした。時間にして30分ほどありましたが、ここではステージ上の演奏を紹介いたします。直射日光の炎天下でもあり、演じる方の表情を狙いましたがコントラストが強くて影になっています。

また、ステージ左には今回の大津波で亡くなった仲間の遺影と小太鼓が置かれ、見ている私達に追悼の思いを伝えてくれていました。遺影の画像には、元気に演じておられる様子が紹介されています。最初の挨拶で亡くなった仲間のお話があったはずですが、聞き取れなかったのが残念でした。


桜舞太鼓・・・

桜舞太鼓は、考案者である三浦徳松氏の指導のもと、昭和28年天照御祖神社式年大祭(釜石桜祭り)本郷の手踊り太鼓として発足し以来、本郷の若者たちに受け継がれ、その技を磨き58年間伝承されてきた太鼓です。

桜舞太鼓の特徴は、桜の花びらが舞い踊る様をイメージした一糸乱れぬ勇壮で華麗なバチさばきにあります。平成元年からは創作太鼓にも力を入れ、県内を中心に各種イベントにも参加し積極的に活動を行っております。地元の郷土文化の一線上に位置するものと考えて、先輩たちの意思を受け継ぎ日本の文化を後世に伝承していきたいと考えております。メンバー全員アマチュアですが、皆様の心に響く演奏を目指して日々努力してまいります。

(※桜舞太鼓HPから)

桜舞太鼓の皆さん 1 桜舞太鼓の皆さん 2
桜舞太鼓の皆さん 3 桜舞太鼓の皆さん 4
桜舞太鼓の皆さん 5 桜舞太鼓の皆さん 6
ここからはアップ画像で、演じる方々の動きと目の表情を追ってみました。

厳しい目線で笛を奏でる方の傍らで、亡くなった大太鼓を演じる方の様子が画像から見られます。遺影の画像を見ていると、在りし日の元気な姿が想い出されます。
桜舞太鼓の皆さん 7
桜舞太鼓の皆さん 8 桜舞太鼓の皆さん 9
桜舞太鼓の皆さん 10 桜舞太鼓の皆さん 11
桜舞太鼓の皆さん 12 桜舞太鼓の皆さん 13
桜舞太鼓の皆さん 14 桜舞太鼓の皆さん 15
桜舞太鼓の皆さん 16 桜舞太鼓の皆さん 17


東前青年会 太神楽・・・

地元・東前地区の青年会の皆さんによる威勢の良い太神楽の舞いです。最初の画像からメンバーを数えてみますと、11名の方々によって舞われていました。澄み切った音色の笛に、メインは威勢の良い太鼓と手平鉦が拍子をとります。演舞は10分ほどで終了です。最初は11名の方々でしたが、終了時の挨拶では14名とちびっ子が登場していました。

太神楽は、山田町船越の曳舟(今はありませんが)や大崎神社の神輿海上渡御などでも景気付けに演じられていました。由来などの詳細が分かりませんので、ネット資料から探してみました。


太神楽・・・

太神楽(だいかぐら)獅子神楽の一種。獅子の霊力によって悪魔祓い、火伏せ、息災延命を祈祷する二人立ち(一頭に2人入る)の獅子舞で、大神楽、代神楽とも書く。代神楽の名は伊勢参りの代参の意に出るという。もと伊勢や尾張から出たといわれ、獅子を回しながら、伊勢のお祓いと称して諸国を巡回した。

(※日本大百科全書(小学館)より)
東前青年会太神楽 1 東前青年会太神楽 2
東前青年会太神楽 3 東前青年会太神楽 4
東前青年会太神楽 5 東前青年会太神楽 6
東前青年会太神楽 7 東前青年会太神楽 8
東前青年会太神楽 9 東前青年会太神楽 10
東前青年会太神楽 11 東前青年会太神楽 12
東前青年会太神楽 13 東前青年会太神楽 14
東前青年会太神楽 15 太神楽を見ていると、神楽に最後に舞われる権現舞に似ているなと思いました。権現(獅子頭)と衣、中には頭を持つ方と衣を持つが方が入ります。権現舞には衣の最後部に剣がついていますが、太神楽にはありません。

説明文章から考えると、獅子の霊力によって悪魔祓い、火伏せ、息災延命を祈祷する二人立ちの獅子舞・・・とありますので、古の起源では通じるところがあるのでしょうか・・。
                       虎舞のページへ →