20:10頃 水垢離・・・
裸参り祈願の前に水を浴び、身を清め穢(けが)れをとり除くための水垢離が行われます。あいにくの雪降り(みぞれ気味)になりましたが、裸参りの男衆は褌(越中褌)一つの裸体になり控え室から出てきました。すのこ板の上で正面に礼をし、桶に貯められた水を手桶に汲み気合いと共にかぶります。水垢離は二回行われますが、見ていると二通りのかぶり方があるようです。手桶を両手で左肩からかぶる方、左手に持って弾みをつけて頭からかぶる方です。
大粒の雪降りになり、ストロボの光に照らされた雪が大きな白い粒になります。雪の中での幻想的な場面ですが、気温がマイナス3度ぐらいありますので水垢離され方は大変です。
ここでは数多く撮影した画像から、目を開けて表情の見える様子を選んでみました。
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