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       岩手花巻・胡四王神社裸参り


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社務所で安全祈願をし水ごりが終わった男衆は、山頂にある本殿を目指して裸参りを始めます。今年は私も麓からの追っかけです。行列の先先へと登りますので途中でダウンし、雪の中に座り込んでの撮影です。周囲にはカメラマンがずらりと居ますので、変なところに居ると怒号がかかります。場所取りは早い者勝ちと、待ちが肝心ですから仕方ありませんね・・。
天狗のお面を被る消防団の方です。 行列の先頭は、天狗の面を被った猿田彦の命です。下見に来たときに宮司さんからお聞きしました。「消防団の若い方ですから疲れませんよ・・」、なるほどと納得です。

足場が悪い雪の階段道、お面を被り小さい目の穴から足元を見ながら歩きます。

いつものお祭りで見る猿田彦の命は、一本歯の足駄を履いているのですが、今回は皆さんと同じブーツでした。
出発を待つ男衆、松明に火が入っています。 口に白い紙をくわえ火のついた松明を持ち、まもなく出発です。右端の方は太鼓を肩から下げて、両手に持ったばちで叩きながら登りますので大変です。

ふもとの社務所から山頂まで500m以上ありますが、急坂であることと積雪が多いので、歩く方は一歩一歩階段を踏みしめて登ります。行列の先頭は猿田彦の命、次が神社の宮司さん、そして太鼓を叩きながら登る方、氏子の方々、供物、消防の方、そして裸の男衆々と続きます。

中腹あたりまで登ってくると、松明の油が燃え尽きて弱くなります。画面の右端の場所で新しい松明と交換しますが、点火されたばかりの松明は火力が凄いのです。6m位離れている私でさえ、強い火勢を感じたくらいです。

昨年も見たちびっ子裸参りが元気に参加しています。参道から離れた私は、雪の中に(30センチ位)埋まりながら撮影しました。
裸参り行列 1・・・先頭は猿田彦命、次に宮司さんが続きます。 裸参り行列 2・・・太鼓を叩きながら登るのは大変そうです。
裸参り行列 3・・・神社総代の方でしょうか。 裸参り行列 4
裸参り行列 5 裸参り行列 6・・・中央にいる方が愉快な男性です。
裸参り行列 7・・・昨年も参加したちびっ子裸参りです。 裸参り行列 8・・・怖いくらいの火力です。
裸参り行列 9 裸参り行列 10・・・松明の熱を手にかざしているのでしょうか。


山頂にある胡四王神社の本殿前です。松明を手にした男衆がお祓いを受けるまでじっと待っています。男衆の後ろには井桁に組まれた木が積まれてあります。お祓いを受けた後、持っていた松明を一斉に井桁に組まれた杉の木に入れ点火されます。この儀式は浄火祭と言われ、境内の邪気を払い清める火になります。

私も撮影するために井桁の木の近くにいましたが、点火されると大きな火柱が立ち上り、その熱気で上にある杉の木に積もった雪が突然落ちてきました。気がついたら私の周辺の方は、頭から雪だらけになっていました。突然ですからかわしようがないのです。仕方なく良い場所から移動しました。

次はいよいよ蘇民袋争奪戦が始まります。

神前の男衆 1・・・神前で待機する男衆。 神前の男衆 2・・・後ろの方から見ました。井桁に組まれた木があります。
神前の男衆 3・・・神官様からお祓いを受けます。 神前の男衆 4・・・井桁の木に火が入ります。
神前の男衆 5 神前の男衆 6・・・やがて勢いよく燃え始めました。
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