花巻市・胡四王蘇民祭・・・
◎名称
胡四王蘇民祭。ソミン。胡四王神社蘇民祭。
◎由来伝承
むかし、花巻地方に原因不明の難病が流行したことから、慶応元年より蘇民祭が行われるようになり、疫病退散、五
穀豊穣、村中安全を祈願する。
胡四王神社は大同二年(807)に坂上田村麻呂が東征のおり、仔の地に宿営し、将兵の武運長久と無病息災のため、
自ら兜に納めてあった薬師如来を祀って創建した。
蘇民祭は、将兵の武運と無病息災を祈願して薬師如来を祀ったことから、この疫病退散と合わせ、五穀豊穣、村中安
全を祈願して慶応元年から執り行われるようになったといわれている。
◎実施期日
新暦一月二日、午前九時から十二時
◎実施場所
花巻市矢沢地内。胡四王神社境内で遥拝殿(社務所・里宮)から本殿までの参道付近。取り主の決定は一の鳥居。
(※岩手の蘇民祭から)
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