第26回龍泉洞みずまつりに戻る

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14:05 開会式・・・

みずまつり体験ツアーの終了後、進行係の男性の声が聞こえてきました。どうやら開会式が行われるようで、こちらにお集まり下さいと案内がありました。予定表では13時からなのですが、何故か分かりませんが、一時間以上遅れての開会式になりました。


開会宣言(みずまつり実行委員長)・・・

今年は第26回龍泉洞みずまつり。みずまつりに先だって、先ほど体験ツアーの水をかぶった人達は、若い人だと今年は結婚がかないます様に願ったり、息子さん娘さんがいる年頃になると合格祈願、高校生大学生には首尾良く合格するように祈ったり、奥さんがお産が近い人だと安産祈願、それぞれが真剣に今年一年なすべき様になるようにと言うことで、この正月に水をかぶる。身を清めて、頑張ると言う願いを込めて水をかぶっているわけです。

この水なんですけども、我々人間の身体の70%は水で出来ている。自由水と結合水、結合水というのは細胞の中に含まれている水です。清らかな水を飲んで食べたりしていると、身体も自ずから健康になると言うことです。みずまつりは水が永遠に続きますように、そしてこの水は全て森から生まれてきます。

雨が降ってきたのを貯めることで、大きな水から静かに土に降りて、洪水とかが起こらないで地下水となって徐々に川に流れていきます。この水の循環が豊富に地中にあって地下水になると湧き水も長く続くと言うことです。そういうことを含めて、新年に龍泉洞みずまつりをやっています。

みなさん寒いところをご苦労様ですが頑張りましょう。それでは第26回龍泉洞みずまつり、開会します。


観光協会会長・・・

第26回の龍泉洞みずまつりを迎えることが出来ました。昨年は25回という特別の節目の年で、四半世紀を過ぎたみずまつり、そして東日本大震災からの復興を目指してのみずまつり.。また昨年は辰年という龍泉洞にちなんだ年、龍泉洞が町営になってから50年という節目を考えて盛大にみずまつりを行わせて頂きました。

今年は一年過ぎて、次の四半世紀に向かう第1回目のみずまつりでございます。水は地球環境の象徴であります。素晴らしい環境があって素晴らしい水が生まれる。龍泉洞の水という素晴らしい水を持っている私たちは、この地球環境、岩泉の環境をしっかり守って、この水を後世に残して行く大きな責任があるという風に考えています。

そのための生きとし生けるもの水、これを敬いこれからもしっかりと維持していくと言う思いを皆さまと共有をしていきたいと思っています。今日は立志式を迎えた岩泉中学校二年生の皆さんに沢山ご参加頂きました。本当に立志式お目出とうございました。またあなたたちはこれから素晴らしい環境、水を守っていく先兵として長く長く活動して頂きたいと心から念願する次第であります。

(※現地での記録から)

開会式 1 開会式・・・

祭壇前に並んでいるのは、岩泉中学校二年生の皆さんです。全員なのか有志なのかは不明です。

一般参加の方々があまり見られませんが、遠くの方で見ている方々もありました。

下の画像は、開会宣言をされた実行委員長と祝辞を述べられた観光協会会長のお二人です。
開会式 2・・・実行委員長 開会式 3・・・観光協会会長
開会式 4 前列には女子生徒、後列には男子生徒が整列しています。かなり緊張して居るなあと撮影しながら見ていました。

開会式が終了し皆さんがリラックスした頃、手にしている盃を見せてもらいました。「平成24年度 立志式記念」の文字が見えています。
開会式 5 開会式 5・・・立志式記念の盃。
開会式 6・・・龍泉洞マスコット「RYU chan」。 係の皆さんが着ているお揃いの半纏には、龍泉洞キャラクター「RYU chan」が描かれています。

巫女舞 1 14:20 巫女舞・・・

巫女舞の時間になりましたが、肝心の巫女さんが見えません。進行係の男性は少々焦っていましたが、寒いので入り口事務所で若水を手にして待機していました。

若水は龍泉洞奥から汲まれてきたものでした。
巫女舞 2 若水を祭壇に祀り拝礼が行われます。三名の巫女さんですが、年配の巫女さんと若い巫女さんで舞われます。

紹介によると、年配の巫女さんは会長さんであり地域に伝わる由緒を説明されていました。
巫女舞 3

今日はみずまつりと言うことで巫女舞をさせて頂きます。巫女舞の中に笹舞・水神舞というものがありますが、本日は水神舞をお届けいたします。岩泉にも昭和20年頃までは村祭りのあちこちで巫女舞が演じられました。

巫女舞では五穀豊穣、家内安全ということで、巫女さんが神様からのお託宣を受けて祈ると言うことで、その年の初めに祭りをやったわけです。

岩泉の豊かな水、きれいな山々がいつまでも続いて、山の中からこんこんと水が湧き出ております。この水を絶やすことなく、守り続けていきましょうという願いを込めてお届けいたします。

巫女舞 4 巫女舞 5
巫女舞 6 巫女舞 7
巫女舞 8 巫女舞 9
巫女舞 10 巫女舞 1
巫女舞 12 三人の巫女さんによる舞いでした。時間にして三分ほどありましたが、厳粛な中にもさわやかさを感じさせる一時でした。

立志の盃 1 14:27 立志の盃・・・

進行係の合図で、若い巫女さん二人が若水を一人一人の盃に注ぎます。緊張した瞬間であり真剣な表情です。盃に注がれたのは龍泉洞の水(若水)でありお酒ではありません。
立志の盃 2 立志の盃 3
立志の盃 4

皆さん盃持ってますね・・、と進行係が呼びかけますが段取りが良くないようです。盃を手にした中学生、どう行動すればいいのか指示がありません。これでは迷ってしまいます。生徒達の自主性に任せてあるのか、何もないのか、事前の段取りがよくありません。

始めますの合図があって二分後、誰か代表で決意を述べてもらいたいが・・ありますか・・と進行係。

その声を待っていたように、男子生徒代表が手にした紙を読み決意をのべます。生徒達は立派でした。

立志の盃 5・・・決意を述べる代表生徒、すごく立派でした。

立志の杯・・・

私たち岩泉中学校二年生は、お互いに競い合い、励まし合いながら目標に向かって突き進もうという思いを込め、切磋琢磨を学年スローガンに定めました。また、20日に行われる立志式で発表する一人一人の決意を込めた立志誓いの言葉も決めました。

みずまつりの場で立志の杯を飲み干すことによって、決意をさらに強く胸に刻み込みます。この後中学校から龍舞行列をスタートします。暖かいご声援をよろしくお願いします。

立志の盃 6 ここで乾杯になるのですが、しばらく間がありどうすればいいのか指示待ちになりました。打ち合わせがなかったのでしょうか?。

それでも思い思いに一気に若水を飲み干しています。
立志の盃 7 私の後の方から、「うんめーなんて言うなよ・・」と笑い声が聞こえてきました。撮影しながら聞いていて、釣られて私もニヤリとなりました。

時間のこととと言い、生徒達との事前の連絡と言い、かなりローカルすぎて居るなあ・・が感想でした。
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