第26回龍泉洞みずまつりに戻る

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14:33 搬送隊水祓い・・・

水祓い儀式が始まりました。はっきりとしたアナウンスが聞き取りにくかったのが残念です。搬送隊の皆さんは厄年連の方々なのでしょうか、詳細は不明です。氏名と所属の職場等が紹介されます。最初に隊長の方が紹介されました。レストハウスから下帯姿の男性が手を組んで進み、そのまま池の周りの手桶の側に並びます。

事前の予行で見ていましたが、まず拍手をして拝礼し、唱え言葉が繰り返され・・・水神に願い立て奉る・・・。えいっ、えいっ・・・のかけ声で手桶の水を頭からかぶります。同じ唱え文句が繰り返され・・・上り水神、下り水神、四十八滝水神に願い上げ奉る・・・えいっ、えいっ・・・のかけ声で手桶の水を頭からかぶります。

手桶の水は都合二回かぶり、身を清め水祓儀式が終了です。それぞれの搬送方面隊があるようですが、詳細は不明です。

搬送隊水祓い 1 龍泉の池・・・

朝訪れたときは広場にうっすらと積雪がありました。係の方がほうきできれいに払っていました。

池の周りはそれなりの積雪がありますが、水祓いの男性は下帯姿の裸足で池の周囲に入ります。

会場で読み上げられた順序に入場します。全体で十二名ぐらいの方かなと思いました。

搬送隊水祓い 2 搬送隊水祓い 3
搬送隊水祓い 4 池の正面には笹竹と注連縄が張られ結界が造られています。正面に居て撮影するのはルール違反ですから、私は池左手にある植木の側に立ちました。
搬送隊水祓い 5 龍泉の池に拝礼し拍手した後、一斉に手桶に水が汲まれます。
搬送隊水祓い 6 搬送隊水祓い 7
搬送隊水祓い 8 水神を祀る唱え言葉が述べられます。はっきりと記録できませんでした。
搬送隊水祓い 9 右側の方が最初に入ってきた隊長であり、唱え言葉の先達をしていました。

唱え文句が述べられ・・・上り水神、下り水神、四十八滝水神に願い上げ奉る・・・えいっ、えいっ・・・のかけ声で手桶の水を頭からかぶります。

ここでは水滴を記録するために、ストロボ連射機能を使用しています。
搬送隊水祓い 10 搬送隊水祓い 11
搬送隊水祓い 12 水祓いの場面は二回の水垢離が行われ、タイミングを間違うと水の流れそのものの記録すら出来なくなります。

二回目の水垢離は間に合いませんでした。正面からの画像が迫力がありますが、そのためには池に立つ場所の検討が必要になります。
搬送隊水祓い 13 搬送隊水祓い 14

消防団の皆さん 14:40 消防団礼拝・・・

開会式では整列されていませんが、水祓い儀式終了後消防団の皆さんが水神を拝んでいました。
搬送される御水 搬送される「御水」桶、紅白の布が巻かれた棒で担いで運ばれるのでしょうか。この場所から搬送されのは16時の予定です。

氷柱製の祭神社と幣束、この社は氷柱をチェンソーアートの方が刻んだと言います。

龍泉洞入り口道路の両側に、御水神、奉納と書かれた四角灯が置かれてありました。
氷柱製の祭神祠 橋の両側に置かれた四角灯。

入り口の龍頭
龍尾とミズキだんご
おわりに・・・

初めて見た龍泉洞みずまつりの一部です。本来ですと、ここから搬送された水は岩泉町内まで運ばれ町を挙げてのみずまつりイベントが行われます。様子を見て撮影したいと思いつつも、帰りを考えると明るい内に早坂トンネルを越えて盛岡市まで行かないと辛いことになります。

最初にも書きましたが、今回の岩泉行きは欲張った内容になりました。しかし、龍泉洞入り口前での催しですので洞内を見学しないということにはなりません。リニューアルされた龍泉洞にしばらくぶりに入り、ゆっくりと時間をかけて鍾乳洞の様子を撮影しました。これから時間をかけてまとめてみたいと思います。

最後の画像は、龍泉洞入り口の橋にある龍の頭と尾の様子です。小正月行事に欠かせないミズキだんごが鮮やかな彩りで飾られていました。厳冬期でもあり観光客は数えるほどしか見えませんが、岩手の誇る鍾乳洞の代表とも言える龍泉洞です。夏の時期に現地を通過することがありますが、都会並みの人気になり入場制限がされるほどです。厳冬期の訪問はかなり大変でもありますが、時間をかけてゆっくりと見学したり撮影するには今の時期がお勧めです。
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