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6月29日の様子・・・

6月11日に訪れたばかりなので早いと思いましたが、用事があり近くまで行きましたので帰り道に寄ってみました。お天気に恵まれ、稲の生長は順調に進み株間がかなり埋まってきていました。ちょっと見にはこれでほぼ完成に近いのですが、株間のまばらさが気になりあと少しの感じです。

櫓の上で撮影していたら、近くに居られた方々が田んぼアートの関係者のようで株間のことを話して居られました。

6月29日のドンキちゃん。 アニメキャラクターのアンパンマン・「ドキンちゃん」です。

色の違いがはっきり分かり、部分的には完成した感じに見えます。

足下の株間の成長が待たれます。

6月29日の全体の様子 ほぼ全景にあたる葛飾北斎の富嶽三十六景の様子です。

波頭下の株間が揃っていません。
6月29日の中心部分 波頭と富士山、波にもまれる二隻の船の様子が再現されています。
6月29日の波頭部分 波頭の拡大です。

拡大すると成長の不揃い部分が目立ちます。
6月29日の沈みそうな船 今にも沈みそうな船の様子が見事です。
6月29日の富士山と船の拡大 富士山と船の拡大。

気になるのが成長が揃わない株間ですが、時間と共に埋まっていくはずです。

7月4日の様子・・・

所属するグループの皆さんと一緒にアテルイ田んぼアートを撮影するために訪れました。個人的には一週間前に訪れていますので変化を感じませんが、嬉しかったのは櫓の上に田んぼアートの設計図が展示されていたことでした。曇り日でもあり、資料に被せたビニールに光が反射しかぶった部分もあります。しかし、アートの基本設計とも言える部分であり、がっちりと撮影しました。
7月4日の全体像 18ミリレンズによるほぼ全景の様子です。右端の部分が欠けますが、このレンズでは限界でした。
7月4日のメイン部分の全景画像 メイン部分のほぼ全景です。

7月4日の中心部分の切り出し。 中心画像の切り出し。

富士山下に見える二隻の船がはっきりと分かるようになっています。

波頭の下にあるしずく、白い品種がアクセントになっています。
7月4日のメイン部分からの切り出し 中心画像から更に切り出しました。二隻の船をメインに配置し、波頭と富士山との組み合わせです。

ドンキちゃんのデザイン画像 ドキンちゃん・・

構成している品種名

ゆきあそび
べにあそび
あかねあそび
紫穂波
紫大黒
ひとめぼれ
田んぼアート用原画 1 下の画像は、メインアートになる神奈川沖浪裏の構成品種名です。

知らなかったのですが、田植えに参加すると参加賞のバッチがもらえるのですね・・。

田んぼアート用原画 2


7月31日の様子・・・

最初に撮影してから手をつけないでいましたが、やっと最後の撮影をし完成になりました。新聞等で何回も取り上げられたこともあり、見学の訪れる方々が多くなっています。資料等もきれいなパンフレットになり配布されていました。

櫓に上り始めるとさわやかな風鈴の音が響いてきます。昨年同様に櫓の四方に竹竿がつるされ、風鈴がつるされて
います。

訪れた時間が夕方近くになり、曇り日であった事もあり色合いがうまく出せませんでした。
7月31日のアート全景 アートの全景です。

波頭の下に見える穴、白い稲の品種が吸収されてしまったようです。
キャラクターのドンキちゃん、少々色合いが薄くなりつつありました。
中心部分の拡大
波頭部分の拡大、下にある穴の中に白い稲が少し見えています。
二隻の船と富士山。

アテルイ田んぼアートですが、回を重ねる毎に素晴らしい仕上がりになっています。私の個人的な都合と言いますか理由により、撮影しておきながら紹介するのが遅れ気味になり、最後は七月末になってしまいました。

天候に恵まれすぎた岩手の夏です。稲の生長も素晴らしく、毎日見ている家の周辺の稲も順調に伸びています。詳しいことは分かりませんが、普通に見ているひとめぼれの苗と、古代米を含む鑑賞用の有色稲との成長の違いが大きくあるのでしょうか・・。そんなことを気にしながらページを作成しています。

ただ単に鑑賞する立場の私ですが、来年はどのようなデザインの構成になるのでしょうか、勝手な思いで撮影をしています。関係者の皆さんの苦労も十分すぎるほど分かります。毎回訪れ櫓に上った時、田んぼアート関係者の皆さん方と思うことがあります。来年に期待し、最後の画像は八月末頃を予定しています。

                                                     (2014.08.01 作成)
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