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    北上市口内町・浮牛城まつり・行列退場


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行列退場・・・

ただいまから大名行列が退場いたします。お殿様の前で最後の所作を行いながらの退場となります。

・・立ちませー・・の合図がかかり、ステージ左に待機している皆さんが動き出します。ここで大名御行列の配役が紹介されます。先頭は幟旗です。ホラ貝です。小物払です。ホラ貝が鳴らされ一同がかけ声をあげて移動する。御箱添、対御箱、対道具、小物払・・ただ歩いて退場するのではなく、所作に伴うかけ声を一斉にあげてゆっくりと退場していきます。

・・草履取りの所作が御座います・・。感心したのが草履取りでした。殿様の前に礼をし、草履を真上たかだかに投げあげていました。

※解説文の色変わりの部分は、現場で記録したレコーダーからテキストに変換したものです。


大名行列退場 1 大名行列退場・・・

立ちませー・・の合図で立ち上がった皆さんは、行列順にしたがいステージ前(殿の面前)を整然と通過して行きます。行列は、幟旗を先頭に謡の方々の後ろを通り、会場から去って行きます。

最後まで所々に所作の動作を披露しながら、私の目の前を通り過ぎていきました。私にとって最高の撮影場所になりました。
大名行列退場 2 大名行列退場 3・・・幟旗、ホラ貝が通過して行きます。
大名行列退場 3 大名行列退場 4

大名行列退場 5 鋏箱の交代所作・・・

鋏箱を担ぐ人達の妙技が披露され、前の方か後ろの方へと鋏箱が受け継がれます。私の目の前で、所作の様子をしっかりと撮影することができました。
大名行列退場 6 大名行列退場 7
大名行列退場 8 大名行列退場 9
大名行列退場 10 大名行列退場 11
大名行列退場 12 重い鋏箱を担ぐ皆さん、無事交代を終えてかけ声をあげての退場です。

大名行列退場 13 草履取りの妙技・・・

主人の草履の裏側を合わせて、腰帯に挟むか懐に入れる。主人が屋敷に上がると、主人の草履取りが草履を保管。詰め間で主人の退出を待つ。

三・四尺(約1メートル)離れた場所から足元に草履を投げ揃える。投げるのは、位の高い主人に近づくと無礼なため。(※ネット資料より)
大名行列退場 14 大名行列退場 15
大名行列退場 16 武士は外出する際、槍持ち、鋏箱持ち、草履取りを従え、これを三供と呼んだ。江戸時代は下駄箱がなく、主人の草履を預かる草履取りは特に欠かせない従者だった。


草履取りの役の方は、殿様の前に近づけないので、きちんと揃えて並ぶように投げるのが普通だったと言います。

担当は中学生でしょうか。真上ですが、ぽーんと投げ上げていました。

草履取りの後は鉄砲隊です。貴重な鉄砲を担いでの行進です。
大名行列退場 17 大名行列退場 18
大名行列退場 19 鉄砲隊の後には、日傘を持った方が続きます。この日傘は行列の休憩時、殿様を始めとした地位のある方々が使用されるのでしょうか。

大名行列退場 20 行列の最後の方々になります。毛槍も見えていますし、日傘を持った方々が正面に回ってきました。

最後は槍と旗です。この旗のデザインの意味が何なのか説明等がありませんので不明です。頂いたチラシの中にも旗のデザインがあり、浮牛城まつり公式マスコットキャラクター「とのモー」が手にした扇に使われていました。
大名行列退場 21 大名行列退場 22
大名行列退場 23 大名行列退場 24
大名行列退場 25 大名行列退場 26
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