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曲がりくねった畦畔・・・
この景観は、本寺村(かつての骨寺村荘園跡)を紹介する時に必ずと言うほど出てくる場所です。曲がりくねった道路と畦畔(あぜ道)、今では日本各地で圃場整備が進み、大型化している田圃が各地で見られます。
ここでは、不便なことは事実ですが、昔から伝わる自然の様子を保存しようという取り組みが実施されています。 |
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不定形で曲がりくねった畦畔です。田圃の大きさもそれぞれであり、畦畔の中に狭い水路も見えています。
バスの車窓からの俯瞰撮影ですが、何となく遠くの方が低いようにも見えてきます。 |
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上と同じ場所から少し右にカメラを振ると、林の中に小さな神社が見えてきました。案内図を見ると、中世からあった若神子社と言うそうです。
この場所は、車に乗って見て回るのではなく、徒歩でゆっくりと散策しなくては肝心の所が見えてきません。この神社は後日歩いてみたいなと思いました。 |
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このコースで見る限り、田んぼの中には人家等は無く、山の麓に集中していました。
家の前の田圃も形がまちまちで、小さいのが見えていました。 |
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畦畔を崩せばいくらかでも広くなり、耕作する機械等が作業しやすくなりますが、保存という立場になりますので現状維持になります。
周囲を見渡しても、同じように狭い田圃や畦畔が曲がっている田圃も見られました。 |
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かつての田圃ですが、減反政策のために田圃では無くなっています。この様子からは、作物等が植えられている様子は見られませんでした。 |
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田圃と道路の間に狭い水路がありました。学芸員の方の説明ですと、このような水路でも水が流れている限り生物が生きていける環境にあり、特にも、ゲンジボタルの幼虫がエサとする「カワニナ」が生息している場所なのかもしれません。 |
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狭い田圃の中の道路走行が終了し、県道栗駒・衣川線に出ました。
前の方にも書きましたが、四季折々の姿を見せてくれる骨寺村荘園跡遺跡です。家からそんに遠くはありませんので、徒歩による見学コースが三ヵ所あり、時間も一時間以内ですので心に留めておきます。
私達散居ツアー一行は、少し戻った所にある駒形根神社を参拝した後、この道路を北上し家路につきました。 |