2016仙北街道駕籠道中に戻る

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競技場の諸注意・安倍審判長・・・

大名行列は、今回は愛宕小学校の校庭まで行きます。今までは街道をひた走りに走ったわけですが、今回はグランドをお借りいたしましてその中で行うわけです。但し条件が二つあります。一つは、番所を二カ所と東成瀬村の二カ所移動ゲートを設けてあります。

一つのゲートについては、番所が茶屋と言うことでお茶をストロ−で飲んで頂く。第二の番所についてはジャンケンという形で、担ぎ手二人と・・・一人、ここで勝たなければ中継点やゴールには行けません。

バトンタッチですが、ちょんまげと半纏と帯の三点セットになっています。落とした場合はその場で結わえて下さい。また、お茶を飲む場合むせないように慌てないで飲んで下さい。乗り手の若い殿様についても十分注意して下さい。

走るのが速くても、ジャンケンをして負けるとゴールにはつけません。これが今回のミソでございますのでよろしくお願いしたいと思います。


※開会式で説明のあった今年からの新ルールを再度紹介致しました。また、会場内に流れている説明内容を記録し  テキストに編集してあります。
役員による試走 1

役員による試走・・・

・・・これからデモンストレーションを行います。初めての事なので役員の方々に見本を見せて頂きます・・・。

と言うことで役員の方による試走がありました。ちょんまげをかぶり、半纏を着用し杖を持ちます。グランドに集合した各地区代表選手の見守る中での試走ですから、かなり緊張したことでしょう。

役員による試走 2 バトンタッチをした状態でスタートに立ちます。ちびっ子殿姫はまだ乗ってはいません。

・・・スタートしました・・・。

担ぎ棒の太さがかなりありますので、痛くないようにクッションが入っています。

役員の方は年配ですから、かなり重そうに見えました。天気が良く日差しがグランドにあたり、駕籠と担ぎ手の影が映り込み面白い場面になりました。所々、影を強調して構成してあります。
役員による試走 3 役員による試走 4
役員による試走 5

お茶のみ関所に到着です。反対側にありますので様子は分かりません。

・・・関所で最初にお茶を飲んで頂きます。ただ飲むのでは無くて、ストローを使って飲みます・・・。

ビールにすれば良いのに、なんていう声が会場からささやかれます。

・・・飲み終わったらスタートします。次はジャンケンの関所ですね。このジャンケンは担ぎ手、それから乗っているお子さん、あとは後ろの方、三人がジャンケンします・・・。

役員による試走 6

関所二ヵ所をクリアし、ゴール目指して駆け抜けます。

・・・三人が勝たなくてはいけませんよ。一チーム四回・四周行います。バトンタッチのゾーンが設けていますので、この範囲でお願いいたします。この様な内容で四周行います・・・。

ゴールテープの向こうに駕籠が見えてきましたが、なかなか到着しませんでした。試走の方々はご苦労様でした。

・・・それでは抽選を行いますので監督の方はこちらの方へお願いします・・・。

役員による試走 7 役員による試走 8
役員による試走 9 役員による試走 10

一回目のレース 1 一回目のレース・・・

愛宕地区と兎口・野山田地区とのレースになります。駕籠に乗って居るのは愛宕地区が姫、兎口・野山田地区が殿になります。

実際の重さがどの位あるのか分かりませんが、ちびっ子と重装備の駕籠ですから、かなり重そうです。
一回目のレース 2 一回目のレース 3
一回目のレース 4 愛宕チームの担ぎ手の方、完全に空中を駆けています。両足の影が地面か浮き上がっています。
一回目のレース 5 ここからはお茶の接待での飲み比べです。ハンディーをつけるためでしょうか、ストローを使用して苦しめます。試走説明の時、会場内から・・ビールにすれよかったのに・・とかけ声がありましたが、さもありなんです。

しばしの間、飲み競う表情をご覧下さい。モデルになった方々申し訳ありません。ちびっ子姫様は飲まなかった様です。
一回目のレース 6 一回目のレース 7
一回目のレース 8 一回目のレース 9
一回目のレース 10 お茶のみ関所の次はジャンケン関所が待っています。武士姿の方がジャンケンする様子は、何となくミスマッチに見えてきます。

ちびっ子殿も姫も、上から吊されている紐にしっかりとしがみついています。しがみついていないと、駕籠が走る時の反動で上下に揺すられて大変な目に遭います。乗って居る方も楽ではないのです。
一回目のレース 11 一回目のレース 12

二回目のレース 1 二回目のレース・・・

市野々地区と鹿合地区のレースになります。

このレースで気が付いたのですが、駕籠と担ぎ手の影が地面にくっきりと焼き付いた様に見え、撮影のポイントになりました。

担ぎ手の方の呼吸が合わず、思いっきり引いているような動作が気になりました。

関所の様子は、ジャンケン関所のみの撮影で終わりました。担ぎ手の男性が、乗り手のちびっ子殿に何か話しかけています。
二回目のレース 2 二回目のレース 3
二回目のレース 4 二回目のレース 5
二回目のレース 6 バトンタッチの必須条件、半纏をきちんと身につけ、ちょんまげをかぶることです。
二回目のレース 7 ちょんまげをかぶり、半纏を身につけ紐でしっかり結べば完成です。ここでは、担ぎ手が女性の方でした。

やっとゴールを切りました。
二回目のレース 8 二回目のレース 9
二回目のレース 10 ゴールに入った担ぎ手の男性、ちょんまげを脱いでやれやれの表情です。姫様も疲れたと思われますが、見えている表情は笑顔でした。

三回目のレース 1 三回目のレース・・・

萱刈窪地区と第七区(萩盛)地区のレースになります。

三回目のレースから、スタート地点での撮影になります。その都度、移動するのは困難である事が主な理由です。

ここでは、乗り手である姫様の振るまい(動作と表情)を中心に編集してみました。風が強くなり肌寒くなって来ましたが、姫様は防寒対策をしっかりとしていました。
三回目のレース 2 三回目のレース 3
三回目のレース 4 第七区と萱刈窪チームが同時スターしていますが、わずかながら萱刈窪チームが先行し来ました。これからどのように変化して行くのか関心があります。
三回目のレース 5 ほとんど同時のバトンタッチです。半纏を着て帯を締めてと気が抜けません。

どうやら萱刈窪チームが先行したようです。姫様は駕籠の竹と紐を握っていました。
三回目のレース 6 三回目のレース 7
三回目のレース 8 姫様ではないのですが、風が強くなりひんやりとしてきたので、閉会式の様子を撮影しないで一足先に失礼をしました。

誰もいない愛宕山神社はひっそりとしていました。


おわりに・・・

レースは六地区の組み合わせで競われたようですが、気になったのが秋田からお出でになった東成瀬村の皆さんの出番が無かったように思いました。愛宕地区内の集落対抗ですから、賛助出演と言うことになるのかなあと思います。東成瀬村の駕籠行列の皆さんは、愛宕山から小学校校庭までの行列に参加していましたが、それで良いのだなあと一人で納得です。昨年までの反省を生かし、今年度から新ルールを設定した集落対抗になるとのことでした。
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