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      2017平泉町長島地区ライスアート


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広大な田んぼに描かれた西行法師の姿。

平泉町長島地区・ライスアート・・・

今年度は第9回目のライスアートになり、テーマは「西行法師と束稲山(たばしねやま)のさくら花」と題したデザインになっています。広大な1ヘクタール田んぼを雄大に使い、遠近法を取り入れた描写はごく自然に見えています。資料によると、稲の色が紫や黄、赤、白となる四色の有色稲を使用し、西行法師の姿と平安時代に西行が訪れた際の詠んだ歌と、束稲山とさくらが表現されています。

平泉長島地区のライスアートは、例年平泉文化と関わりのある人物が描かれており、多色稲品種使用による派手さはありませんが、背景の稲の色とバランスが取れて見る人の心に迫るものと私は思っています。

原画説明によると、西行法師が手にしているものは巻物に筆で歌を書き留めている姿とありました。坊主頭と太いまゆ、ヒゲの似合う西行法師です。

トップの画像は、広大な画面から横位置で切り取ってみました。更新が遅れたことをお詫びします。

                                                       2017.07.31 作成



横位置のレイアウト 1 横位置のレイアウト・・・

広大な田んぼとそこにレイアウトされた西行法師の姿を組み込んでみました。

高い橋の上から俯瞰して眺めますが、下に降りて田んぼのレベルで眺めるとほとんど様子が想像出来ません。
横位置のレイアウト 2 ここでは画面の構成をそのままにして、西行法師を中心にどんどん切り取って画面を構成してみました。

にこやかな表情の西行法師が描かれています。
横位置のレイアウト 3 横位置のレイアウト 4

縦位置のレイアウト 1 縦位置のレイアウト・・・

完全なる青空ではありませんが、思いっきり青空を取り入れて空間の拡がりを造ってみました。

画面の切り取りには西行法師を完全に入れることを前提に切り取ってあります。
縦位置のレイアウト 2 縦位置のレイアウト 3

撮影したのが7月9日のことですが、背景になる稲の株間がまだ少しあり完全ではありません。刈り取られる前の8月中に再度訪れてみたいと思います。
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