いわて幸せ大作戦「SL銀河」運行に戻る

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ここからは4月7日に撮影した画像になります。東北線下り列車を昨日同様に金ヶ崎町土日ジャンボ市跡地に出かけて記録しました。驚いたのは、昨日の線路脇での熱狂的な旗振り歓迎とは違い、道路や田んぼ道に三脚の林立があり、静かな中にも緊張感がかなりありました。
下り列車「SL銀河」 1 下り列車が来ました。この場所は勾配が上りであり、「SL銀河」は、もくもくと黒煙を出してやってきました。

かつての蒸気機関車は、黒煙を出してばく進するのが当然ですが、今なら公害対策で周辺から苦情が出ることが考えられます。
下り列車「SL銀河」 2 たまたまですが、田んぼ道前方に先に訪れて陣取った方が居り、気になりましたが取り入れてみました。

子ども連れの三人ですが、夢中になって撮影しています。三人の前を通過するまでどうにもなりませんので待機しながらの撮影です。
下り列車「SL銀河」 3 下り列車「SL銀河」 4
下り列車「SL銀河」 5 やっと私の前にやってきましたので、画面構成をしながら撮影です。近づいてくると速さを感じ、シャッター速度が速くてもブレでは無い流れを記録してしまいます。結果的にはピントが甘く感ずることになります。
下り列車「SL銀河」 6 下り列車「SL銀河」 7
下り列車「SL銀河」 8 下り列車「SL銀河」 9
下り列車「SL銀河」 10 下り列車「SL銀河」 11


北上駅に12:02に到着した列車は、蒸気機関車だけ点検のために列車から離れた場所で待機していました。列車車体の表には、宮沢賢治ゆかりの銀河に因んだ模様がレイアウトされ貼り付けられています。きれいな画像がありましたので記録して見ました。


「SL銀河」に乗ると、いつの間にか、賢治の世界へと誘われていくことに気づく。まさに「時空を超える旅だ」。わたしは、娘と一緒にSL銀河に乗り、地球が空まで伸びているような賢治の「小宇宙」の中に、親子の絆を感じることができた。その旅はどのぐらい続いたのだろうか?、ほんとうにたった4時間余だったのだろうか?、娘と私にとって、それは一生続く旅になったに違いない。

                                   ロジャー・パルバース


「銀河鉄道の夜」の世界に登場する星座や動物がデザインされた車体

SLが牽引する4つの客車に描かれた模様は、「銀河鉄道の夜」の登場する星座や動物たちがモチーフです。はくちょう座、わし座、さそり座、ふくろう、ラッコ、さぎなど、まるでそのまま物語の中から飛び出したかのようだ。また車体を染め上げているいるのは、奥山清氏が選んだこだわりの「青」。トーンが異なる8色もの青を塗り分けることで、夜が明け朝へと変わりゆく空を表現しています。ジョバンニとカンパネルラの2人が乗っていたのも、こんな列車だったのかもしれません。                                       
                                                駅で頂いた資料「SL銀河」より転記

列車の車体模様 1 北上駅に停車中の列車の車体模様

「SL銀河」を始めとして、様々なイラストが描かれていました。少し暗かったのでストロボを使用しましたが、少々色合いが違っているようです。

列車の車体模様 2

列車の車体模様 3

列車の車体模様 4 列車の車体模様 5
列車の車体模様 6 列車の車体模様 7
機関車前面に設置された丸い形のエンブレム 今回の「SL銀河」運行で、機関車前面に設置された丸い形のエンブレムです。周囲の皆さんには小旗にプリントされ、歓迎の旗振りに使用されていました。
盛岡・一関間だけの行き先標識 東北線、盛岡・一関間だけの行き先標識です。

4両の客車が静かに待機 北上駅2番ホームに停車中の客車

4両の客車が静かに待機しています。時間がたっぷりありましたので、ホームの移動が大変でしたが2番ホームで客車のデザイン模様を記録してみました。

下の画像左は、蒸気機関車が二番ホームに移動するために動き出している場面です。

右画像は、連結される蒸気機関車を待っている皆さんです。手に手に小旗を持っています。
蒸気機関車が二番ホームに移動 連結される蒸気機関車を待っている皆さん
蒸気機関車が入ってきました 1 蒸気機関車が入ってきました。この様子を記録するためにカメラの放列が凄かったのです。かく言う私もその一人でした。

滑るように目の前を移動し、客車へと近づいていきます。目の前で見る蒸気機関車はさすがに迫力があります。間近で汽笛を鳴らされたら耳がおかしくなりますが、さすがにそれはありませんでした。

巨大な車輪やクランクシャフト、見ていて飽きません。それを動かす蒸気の力は凄いなあと、改めて認識しました。
蒸気機関車が入ってきました 2 蒸気機関車が入ってきました 3
蒸気機関車が入ってきました 4 蒸気機関車が入ってきました 5
蒸気機関車が入ってきました 6 蒸気機関車が入ってきました 7
蒸気機関車と吹き出す蒸気の煙、これが力強さと臨場感を感じさせます。 蒸気機関車と吹き出す蒸気の煙、これが力強さと臨場感を感じさせます。

上の二本の筒状の物は蒸気弁になり、煙の中の黒い部分が発電機だと思われます。
「SL銀河」を牽引する蒸気機関車C58239 目の前に停車した蒸気機関車の様子を、食い入るように見ている方やカメラを向けている方々です。

最初にもふれましたが、「SL銀河」を牽引する蒸気機関車C58239のフロントの様子と、掲げられているエンブレムのいわて幸せせ大作戦のマークが目立ちます。

発車は13:44になります。前回の時も見ていて発車があっけなかったので、今回も同じだと思い帰りました。もちろん大観衆の中で最大級の汽笛を鳴らし、凄い量の煙と水蒸気を出されては大変だからです。

発車を待つSL銀河号
おわりに・・・

2019.04.29から09.29まで釜石線で「SL銀河」が運転されます。私も乗ってみたいなあと思いつつ、実現していません。案内資料に寄れば、全席指定となり指定席料金はおとなが820円、こどもが410円となりこの他に各駅から乗る乗車券が必要になります。

乗車は無理としても、長い釜石線の途中には撮影ポイントが多々ありますので、気に入った場所を見つけ撮影の追いかけをして見たいなあと思っています。自分でも良いなあと思う場所は他の人も同じであり、陣取り合戦のようなトラブルも否定できません。そんなことが無い場所で、ゆったりとした気分で幼少時に思いを馳せたいものです。

釜石線データ・・・

区間(営業キロ):花巻駅-釜石駅 90.2km 軌間:1,067mm 駅数:24駅(起終点駅を含む)
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