2019石鳥谷町・八幡田んぼアートに戻る

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広大なメインの全体画像から、男の子・女の子の人物、キツネ、山と月の風景、トントン・キックキックの音を切り取ってみました。なお説明のテキスト文は、会場で頂いた「令和元年度 八幡田んぼアート」に記載されている宮沢賢治童話集「雪わたり」から転記していることをご了承ください。
JR東北線の東側に拡がる田んぼ JR東北線の東側に拡がる田んぼ・・・四郎とかん子の兄妹、雪沓をはいてキックキックと野原を歩き、「堅雪かんこ、凍み雪しんこ。」と歌いながら森の近くまで来ました。

森の中から、白い子狐の紺三郎が「凍み雪しんしん、堅雪かんかん」と歌って出てきました。


※頂いた資料から転記
兄の四郎 兄の四郎大きな耳タブと笑顔が素敵です。
妹のかん子と子狐の紺三郎 妹のかん子と子狐の紺三郎。

彼らは歌で掛け合いをしているうちに仲良くなり紺三郎が持っていた団子を差し出しました。

しかし、かん子は子狐の紺三郎が自分たちをだまそうとしていると思い、「狐の団子は兎のくそ」と言ってもらうのを断りました。

紺三郎は笑って「そういうことはありません。狐が人をだますというのは酒に酔った大人や臆病者の話であり、狐は無実の罪をきせられているのですよ。」と云いました。
子狐の紺三郎 子狐の紺三郎

そこで、今度開かれる幻燈会に二人を招待し団子もその時に振る舞うと約束しました。

キックキックトントン、キックキックトントン、三人は林の中で一緒に踊りました。

入場券をもらった二人は、喜んで家に帰りました。
歌い出して踊る仲間の狐たち

青白い大きな十五夜の月
青白い大きな十五夜の月の下、踊り合う四郎とかん子。

看板からの切りだしで使われた稲の品種名が書かれてあります。
第10回目の田んぼアートは、宮沢賢治の童話集「雪わたり」の内容から作画されています。

八幡田んぼアートはきれいな印刷技術を取り入れてまとめてくれています。
おわりに・・・

かなり遅くなりましたが、やっと三つの田んぼアートの締めくくりが出来ました。毎年田んぼアートのまとめをするのですが、石鳥谷の八幡田んぼアートはきれいな印刷技術を取り入れてまとめてくれています。ここではそのまま画像として借用し紹介致します。拡大画像でご覧下さい。

それにしても今年の暑さはどうなっているのでしょうか、台風の襲来も半端ではなく、特にも九州地方の皆様方には被害が続出し大変であったと思われます。お盆が開けた今、台風10号は北海道付近にあり温帯低気圧になりました。

本来であれば台風シーズンはこれからなのですが、これ以上の発生と日本への上陸はストップしたい気持ちで一杯です。しかし、こればっかりは自然現象ですので人間の力ではどうにもなりません。これから発生する台風被害がいくらかでも減少するように願うことしか出来ません。

田んぼアートについてはひとまずお休みし、次回は稲刈りシーズンの頃をねらってみたいと思います。ウチノメ屋敷のサイトは別なテーマでの展開を試みますが、どのようになりますか・・。体力の続くき限り出歩かなくてはと思います。
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