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      三陸鉄道南リアス線・車窓展望


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14名で利用した豪華な車両の内部の様子です。
三陸鉄道南リアス線・車窓展望・・・

6月17日(月)の事ですが所属するグループの研修で、三鉄開通記念の貸し切り列車に乗車してきました。面白い企画があるようで、釜石発上り下り往復で2時間以内の距離ならば、自由な企画で終点の盛駅(南リアス線の場合)まで行けます。ただし、終点の盛駅で折り返しますので10分ほどの時間しかありません。したがって、降車して盛駅周辺のお土産屋さんに行く時間的ゆとりがありませんでした。

私は初めて乗車する南リアス線なので、上りコースはレトロ調のボックス席に座り、車窓から海側の眺め(景色)を撮影出来るものとばかり思っていました。しかし、こんなにトンネルが多いとは知らなかったので、走りながら車窓から海の様子を眺めることはほとんど出来ませんし、もちろん撮影は部分的な場面に限られました。

行き(上り)は、ほぼ全部の駅に停車か徐行していたので、駅の周辺の様子や震災からの復興の様子を見て撮影することが出来ました。場所によってはドアが開きホームに降りて付近の様子を撮影することも出来ます。
     ・ラッピング車両とのホームでのすれ違い。
     ・恋し浜駅での素敵なレリーフ板と鎮魂の鐘、ホタテに書き込まれた追悼文や希望のメッセージ。
     ・復興工事の様子は至る所で見ることが可能。

トップの画像は、14名で利用した豪華な車両の内部の様子です。なお、説明では駅の周辺車窓からと書きましたが、走行中のことでもありますし、私自身が正確に風景を認識していませんので誤りがあると思われます。この点をご容赦下さい。
                                                        2019.06.29 作成



最初にもふれていますが、駅を出るとすぐトンネルになることが多く地図でチェックしてみたら18ヵ所もありました。最長は4,600mあり、リアス式海岸地形の鉄道開通は仕方の無いことなのかなあと思いつつ、工事が大変であったろうなあと思いました。

◎上り通過駅名を並べてみます。

・釜石駅(かまいし)

・平田駅(へいた)

・唐丹駅(とうに)

・吉浜駅(よしはま)

・三陸駅(さんりく)

・甫嶺駅(ほれい)

・恋し浜駅(こいしはま)

・綾里駅(りょうり)

・陸前赤崎駅(りくぜんあかさき)

・盛駅(さかり)


貸切列車・・・

三陸鉄道の車両を貸切できます。定期列車に連結、通常のダイヤには無い臨時列車としての運転も可能です。イベント企画などにもご活用できます。

普通貸切運賃・・一般的な貸切列車はこちらです。
乗車区間により運賃が変わります。片道39kmまで(例:釡石ー盛、久慈ー島越、宮古ー田野畑など)。お座敷車両ないしレトロ車両1両 52,000円(岩手県に居住する方は半額で定員は48名。一般座席車両1両 40,000円 最大定員50名前後。それ以上の距離はお問い合わせください。※1人でも10人でもこの運賃で貸切できます!。

利用した車両は、【レトロ調車両】さんりくしおさい(1両)。2005年から2006年にかけて新製した茶色系の車両。昭和初期をイメージした豪華な車内はオールクロスシートに大型テーブル付きです。   ※三鉄HP資料より

釜石駅周辺 1 JR釜石駅にて・・・

私の今までの体験上、釜石線に乗車したのは昭和39年当時しかありませんので、釜石駅利用は遙か昔のことになります。

しかも釜石駅は、沿岸部に勤務していた当時から必ず通過する場所でもあり、ここを通過してやれやれあと一道あるなあと言う区切りの場所でもありました。
釜石駅周辺 2 リニューアルした釜石駅は、宮沢賢治の銀河鉄道を取り入れたデザインになっていました。

間もなくワールドカップラグビーの試合が始まります。市内はどこを見てもラグビーに関した看板や幟旗がひらめいていました。
釜石駅周辺 3 釜石駅周辺 4
釜石駅周辺 5 三種類の幟旗を見つけました。 
釜石駅周辺 6 釜石駅周辺 7
三陸鉄道釜石駅 1 三陸鉄道釜石駅にて・・・

今回利用する三陸鉄道釜石駅です。今まで南北リアス線は利用したことがありませんので、今回が初めての乗車になります。
三陸鉄道釜石駅

一歩中に入った場そのポスター群です。普代村の鵜鳥神楽の撮影をするため、かなりの距離を走ったこともあります。今となると懐かしい想い出になります。

早速ホームに出て待機中の貸し切り列車(一両編成ですが)に乗車です。一人が一ボックスを占有して良いのですが、皆さんは海側の窓際に位置しました。

外見には少々やつれた感じですが、中は立派な絨毯タイプの座席です。しかも、中央には机が配置されています。カメラ等を置くのに最高です。

レトロ調車両 1 レトロ調車両 2
レトロ調車両 3 一両編成の貸し切り宝くじ号です。釜石駅発車は13:35になります。
釜石駅周辺の様子 1 発車してから釜石市内を見ながら、かつての橋上市場の跡を眺めていました。ここにバラック立ての市場があり、釜石市訪れる観光客の胃袋を満たしてくれていました。

私も年末に訪れて正月用の魚介類を求めた場所でした。今はきれいに河川が整備されています。

下の画像は新しく造られたイオンタウンであり、甲子川の河口近くの様子です。
釜石駅周辺の様子 2 釜石駅周辺の様子 3
釜石駅周辺の様子 4 国道45号と花巻からの道路の交差点です。左側に進むと宮古方面になり、直進すると大船渡方面に進めます。

中央付近にクレーンが見えていますが、あの下のあたりに釜石市の公共埠頭があり、先頃自衛隊の特務艦を見に訪れた場所でもあります。この角度からの眺めは初めてのことです。すぐトンネルに入ります。

平田駅周辺 1

平田駅周辺・・・

トンネルを抜けると次の駅の平田地区になります。ここでは停車しませんが、運転士から、・・左後ろに観音様が見えますよ・・とガイドがありました。

どれどれと振り返ると、小高い山の上に後ろ向きの観音様が立っていました。

平田地区も海に開けた町並みであり、学校等が建っています。ここからすぐ山間になり、長い石塚トンネルに入ります。


平田駅周辺 2 平田駅周辺 3

唐丹駅周辺車窓から 1 唐丹駅周辺・・・

石塚トンエルを出るとすぐ唐丹駅になります。立派に造られた防潮堤と水門がありました。

唐丹駅周辺車窓から 3 唐丹駅周辺車窓から 3
唐丹駅周辺車窓か 4 後ろのトンネルを出てきたところが唐丹駅になります。

ここで、車両が待機しており何とラッピングされた車両でした。停車してドアが開き、降りてホームからラッピング車両の撮影です。
ラッピング車両 1 このキャラクターの名称は分かりませんが、一枚一枚ラッピングされた用紙を車体に貼り付けたものです。

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ラッピング車両 2 ラッピング車両 3
ラッピング車両 4 ラッピング車両 5
ラッピング車両 6 ラッピング車両は先に出発していきました。
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