盛岡市・南昌荘ひなまつりに戻る

ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 ほっづぎある記 心のオアシス
 



location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト2014盛岡市・南昌荘ひなまつり>その2


 サイトマップ


かわり雛あれこれ・・・

この時期に公開されるおひな様と言えば、年代物や名前の通った段飾りが一般的に思えます。南昌荘のひな祭りは、小部屋や廊下の片隅に色々なスタイルの創作ひなが展示されています。頂いた資料には「おひな様を貸して下さった皆様」と書かれた一覧表があります。数えてみたら、43名ほどの方が貴重な遺産とも言える年代物のひな飾りや創作雛を提供されていました。

ここでは、一般的な段飾りではなく、気軽に制作したひな飾りの中から「おもしろいなあ・珍しいなあ」と言う私の感じでいくつかを選んでみました。まだまだ沢山あった様ですが、次回に撮影してみたいと思います。

かっぱびな かっぱびな・・・

遠野といえば、だれもが思い浮かべるかっぱのおひな様です。樹脂粘土で作りました。好物のきゅうりはどこにあるのでしょうか。

こけしびな こけしびな・・・

約50年前に、北上市の高橋三次郎さんというこけし職人に作ってもらいました。ひとつ飾っても可愛いらしいこけしが段飾りに集合しました。

まゆびな まゆびな・・・

まゆを使ったかわいいおひな様。

米粒ひな 1

米粒ひな・・・

文字通り米粒に衣装や顔等が書かれています。右下の一円玉には粟粒ひなと書かれていましたが、普通のレンズでの撮影は無理でした。再度出かけることも考えましたが、来年に期待します。

一部分切り取りで編集してみました。拡大すると見事なものです。

米粒ひな 2 米粒ひな 3

貝ひな 貝びな・・・

ひなまつりには欠かせない、はまぐりのおひな様です。

題名が不明ですが? 不明・・・

ぬいぐるみとも言える可愛い創作ひな飾りです。説明等がありませんので思った気持ちで書いています。

二月末になるとひな祭りの撮影に出かけたくなりますが、最初に述べた様に撮影禁止の場所が多くなったことがあげられます。そんなこともあり、ひな祭り撮影にはあまり乗り気がしないのも事実です。しかし、一面雪だけの風景から春めく話題のひな祭りは、私のみならず春を待っていた人々の共通の楽しみでもあります。

実際に出かけ見ると年齢層がほとんど同年代、しかも女性が中心になります。そんな中にあって、大きな一眼レフを持ってひな飾りに前に座って撮影するにはちょっぴり勇気がいります。どこの会場であっても、「写真撮影してよろしいですか・・?」とお聞きするのがマナーになっています。

毎年同じ場所に出かけるのですが、何を撮影するのか、撮影した画像をどのようにサイトで紹介するのか等々考えると思いつきでは出来ません。


南昌荘のひな祭り・・・

おかげさまで昨年に続き、今年も沢山のおひな様を飾ることが出来ました。大事に大事に伝えられてきたおひな様、思いで深いお人形、心を込めて手作りしたおひな様を快く貸してくださった皆様に心から御礼を申し上げます。

まだまだ寒さが続きますが、おひな様と一緒に心安らぐ一時を過ごしていただければ幸いです。

                                                      (2014.03.02 作成)

                南昌荘ひなまつり最初に戻る →