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            2015浅虫ねぶた


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ビニールシートをかぶりながらも、周囲をへいげいしながらきりりとした表情を見せている武者人形。

2015浅虫ねぶた・・・

たまたまのことでしたが、孫娘が中学校体操種目青森県大会に出場することになり、応援をかねて青森市まで出かけて来ました。東北道を走り、何とか宿泊地の浅虫温泉までたどり着きました。私にとって青森市はしばらくぶりのことになります。

せっかく青森まで出かけますので、青森市周辺の観光行事予定を調べてみました。嬉しかったことは、浅虫温泉は青森ねぶたの発祥の地であり、私が訪れた日は町内練り歩きがあるとのこと。願ってもないことですから、夜間撮影用の装備を調えて向かったことは言うまでもありません。旅館に入りその事を確認したら、巡ってくる時間になったらお知らせしますと言われこれまた嬉しくなりました。

トップの画像は、ビニールシートをかぶりながらも、周囲をへいげいしながらきりりとした表情を見せている武者人形の姿です。決して大きくは無い小型の武者人形でしたが、しばらくぶり間近で見る姿を記録しようと通り過ぎていく行灯を追いかけていました。


浅虫ねぶた・・・

起源としてよく知られていたのは、のちに征夷大将軍となる坂上田村麻呂が陸奥国の蝦夷征討(三十八年戦争・第3期)の戦場において、敵を油断させておびき寄せるために大燈籠・笛・太鼓ではやし立てたことを由来とするものである。このため、青森ねぶた祭りの最優秀団体に与えられる賞として1962年に「田村麿賞」が制定された(現在では「ねぶた大賞」と名称変更されている。

しかし、坂上田村麻呂が現在の青森県の地で征討活動をしたとは考えられず、ねぶたの起源とされたものも田村麻呂伝説の1つと見られる。現在では、日本全国にある土着の七夕祭りや眠り流しの行事(禊祓い)が変化したものと考えるのが主流で、現在の形式のねぶた祭りの発祥は浅虫ねぶたとされている。

                                                        ※ウイキペディアより

                                                       2015.08.06 作成


道化の皆さん 旅館の知らせにより急いで外に出ましたが、行灯行列は別の小路を進んでおり追いかけて撮影したものです。全体の様子も分からないまま撮影してので、いまいちピンーとこないのは仕方ありません。

撮影できたのは行灯とお囃子の方々のごく一部でした。仕方ありませんがどうにもなりません。見送ってから、部屋に戻りました。

ここからの画像は、撮影できた内容から編集してみたものです。
お囃子行列の皆さん 1 お囃子のための大太鼓を乗せた運搬車、よく見ると移動用のアンプとスピーカーが付いており、その後から肩から背負った太鼓と笛、数多くの手平鉦の行列が続きます。
お囃子行列の皆さん 2 お囃子行列の皆さん 3
お囃子行列の皆さん 4 太鼓、手平鉦、笛の皆さんです。手平鉦の皆さんは笑顔一杯です。きっと、色んな事を話しながら参加し歩いていると思われます。

皆さんはそろいのはっぴを着ていますが、よく見ると襟から下の部分に所属の団体名が書かれてあります。

あれれと思ったのが、笛の方のはっぴでした。何しろ今晩宿泊する予定の旅館名が書かれてあったからです。各分野の技術を持つ方総出で、今晩の浅虫ねぶたを立ち上げているからです。凄いなあと思った瞬間でした。

ちなみに、お世話になった旅館は「すみれ荘」でした。
お囃子行列の皆さん 5 お囃子行列の皆さん 6
行灯 1 残念であったことは、日中が雨降りであったため行灯全体に薄いビニールシートがかけられていたことでした。

ストロボの光を当てるときれいに反射し、全体が白くなってしまいます。ストロボ光の当て方を工夫しないと写真になりませんし、画像処理がかなり難しくなります。これには参りました。
行灯 2 行灯 3
行灯 4 ビニールシートの存在を意識しなくても良い程度に画像処理をしましたが、まだまだ本当の色合いにはなりません。

行灯の正面を見る位置により、目の表情が変わってきます。撮影する場所等を移動できないので仕方が無いと思いつつも、最高に残念でした。
行灯 5 あまりにも有名な武田信玄公の名言集です。


ひとまず行列が通り過ぎましたので、私は旅館の部屋に戻りました。
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