民俗芸能アラカルトに戻る


                  2017八日市つるし雛まつり


ウチノメ屋敷 レンズの目 自然の表情 暮らしの表情 ウチノメアーカイブス
岩手の鍾乳洞 ほっづぎある記 心のオアシス
 

location:uchinome.jpトップ>暮らしの表情>民俗芸能アラカルト>2017八日市つるし雛まつり


 サイトマップ


ユーモラスに仕上げた「スネーク合唱団」には感動ものです。
2017八日市つるし雛まつり・・・

二月も終わりを告げ三月になります。冷たい風の中にも日差しが和らぎ、心待ちにしていた春の訪れを感じます。三月が近くなるとちまたにはひな祭りの頼りが聞かれ、三日までの間に皆さんは心安らぐひな飾りを見に行きます。三日を過ぎるとひな飾りは終わりますので、あちこち観て歩くのもあと少しの間です。しかし何故かこの頃、色んな理由から撮影禁止になる場が多くなり、私としては残念の一言に尽きます。

二十二日のことでしたが、盛岡市からの帰りに花巻市石鳥谷町八日市いきいき交流館で開催されているつるし雛祭りを見てきました。地元女性グループの皆さんが、心を込めて制作した飾りが所狭しと見事に飾られていました。ほぼ毎年訪れていますが、撮影禁止等も無くゆったりと座り込んでカメラを構えることが出来ます。会場狭しとつるし雛が吊され、年々展示に工夫がされている事に気がつきます。

今年も撮影した画像をテーマ毎に分類し展示してみました。

トップの画像は、干支シリーズとしてぬいぐるみ人形が飾られている中に「巳年」のぬいぐるみがありました。しかも、ユーモラスに仕上げた「スネーク合唱団」には感動ものでした。飾れてある楽譜、拡大してみたら五線紙と音符がちゃんと描かれてありました。

                                                       2017.02.26 作成


入り口 1 八日市振興センター・・・

入り口付近の道路にはおなじみの幟がきちんと吊され、 駐車場も完備されていました。今年は驚いたことに、駐車場が満杯で第二駐車場に誘導されたことでした。「車が多いですね」と声をかけたら、「午前中はもっとだったよ」との返事でした。

最初息子と一緒に見学するつもりで居ましたが、こんなに多くては撮影どころでは無いなとなり息子は車で留守番になりました。

入り口の扇形のひなまつり案内、いつ見ても歓迎してくれています。
入り口 2 入り口 3
入り口 4 展示室入り口前には、幼児の女の子と同じ人形が二体飾られていました。今年はそれ程寒くなかったので、右端の飾りを見て撮影しました。画像はこの上のものです。

干支雛 1 干支雛・・・

今年は最初に干支雛を並べてみました。順不同ですが、ヘビ、ウサギ、イヌ、ウマ、タツ、トラ、ウシ、ニワトリ、ネズミの姿が見られました

ここから下の画像は、なるべく一つの種類に切り出して見ましたが、ダブりがあります。
干支雛 2 干支雛 3
干支雛 4 今回見た干支雛で、一番の傑作が「巳年」のぬいぐるみヘビの集団でした。「スネーク合唱団」とユーモラスに仕上げられており、細かいところまで手の込んだ作品でした。飾れてある楽譜、拡大してみたら五線紙と音符がちゃんと描かれてありました。
干支雛 5 おなじみ犬張り子、そして所狭しと並べられたウマのぬいぐるみです。

下の画像はヒツジとニワトリのぬいぐるみです。
干支雛 6 干支雛 7

つるし雛 1

つるし雛・・・

つるし雛は、直径40cm前後の紅白の輪に7本の赤い糸がつるされ、その1本1本に7個の人形、全部で49個の人形が飾り付けられます。なぜ49個かというと一説には男性の人生はわずか50年、女性は1歩さがって49年といわれたことから、この数になったと言われます。

                  (※弓岡勝美の本から)


つるし雛 2 春の訪れつるし雛と案内に書かれているだけあり、年々所狭しと吊されている感じがします。それにしても、色々な組み合わせがあり見ていて飽きません。
つるし雛 3 つるし雛 4
つるし雛 5 つるし雛 6
つるし雛 7 つるし雛 8
つるし雛 9 可憐な小さいつるし雛です。カサ状の骨の部分に赤い糸が下がり、その先には可愛い表情たっぷりの人形が吊されています。
                         次のページへ →