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       リニューアル龍泉洞・入り口ゲート

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龍泉洞のあらまし案内板。

龍泉洞のあらまし・・・

龍泉洞は、宇霊羅山の東側に開口し、洞口の標高は160mで、宇霊羅山の尾根の方向に伸びる主洞と、それに交差する多数の支洞からできています。

龍泉洞は1938年(昭和13年)12月14日に「岩泉湧窟(わっくつ)およびコウモリ」として国の天然記念物に指定され、山口県秋芳洞、高知県龍河洞とともに、日本「三大鍾乳洞」として有名です。

洞口付近から平均毎秒1.5トンも湧き出す透明な水は、1985年(昭和60年)7月22日、日本名水百選に選ばれました。また、龍泉洞は、2007年(平成19年)5月に「日本の地質百選」に選定されました。

龍泉洞内の調査は現在も進められていて、2010年現在での総延長は3,500mを越えています。


従来の案内板はバックが黒色、白抜きの文字でした。新しい表示は青色バックで見やすいなと思いました。地図の具体的な表示も区別され歩くコースがはっきりしています。画面をクリックすると地図の部分だけが大きく表示されます。



森と水のシンフォニー岩泉の表示板

入り口を入っての場所で、二カ所からゴーッと言う音がしています。エアカーテンのようでした。何回も通過している場所ですがきがつきません。もしかしたら新設されたのかなとも思えます。

森と水のシンフォニー岩泉・・・、龍泉洞内の歩道部分に使用されている木材は岩泉町産のFSC認証材です。このマークは、国際的な基準に従って適切に管理されていると認められた森林から切り出されたものであることを示しています。

岩泉町では、清らかな水を生み出す豊かな森林の保全と創造に取り組んでいます。(※案内パネルより)

長命の淵 長命の淵・・・

洞口付近の「長命の淵」ですが、洞内から流れて来た水流はこれより外に出て流れは下の清水川に合流します。

入り口付近ですから、外気の冷え込みによりしたたり落ちた水がつららになっていました。
板張り通路

洞穴への通路ですが、この部分は厚い板張りになっています。入り口にあった説明板によると、歩道部分に使用されている木材は岩泉町産のFSC認証材です・・・と言うことになります。

この下を水が流れ洞外に出ますが、天井には水除けの板が張り付けられています。

温度表示装置 狭い通路から広い空間に出た場所です。案内表示では摩天楼とあり、かなり天井の高い場所になります。この場所に最初の案内板二枚(龍泉洞のあらまし・龍泉洞のコウモリ)が設置されています。

頭の上には外気温度2.2℃、洞内温度5.2℃の表示があります。

龍泉洞に生息するコウモリ
龍泉洞のコウモリ・・・

コウモリは私たちヒトと同じ哺乳類です。体毛が密生し、赤子を出産し、母乳で育てます。哺乳類の中で唯一空中を自力飛行できます。世界中には約1000種類、日本には約40種類が知られています。日本に生息する小型のコウモリ類はいずれも夜行性で主に昆虫を食べています。生態系の中で害虫発生を制御しているので農林業上の有益獣でもあります。龍泉洞には5種類のコウモリが住んでいます。

これらのコウモリ類が暗闇でも飛べるのは超音波を出し、餌や障害物に当たった反射音を聞き分けtれ目標を正確にとらえる能力を持ているからです。これをエコーロケーション(反響定位)といい、種類によってそれぞれ違う超音波を発しています。(※:写真・文 向山 清氏)



何回も龍泉洞に入っていますが、天井からぶら下がっているコウモリを見たことはありません。天井がかなり高いので目につかなかったこともありますが、耳の長いニホンウサギコウモリやテングコウモリを見てみたいものです。今までほかの鍾乳洞で見てきたのは、ぶら下がっている形態からしてキクガシラコウモリであったと思えます。

キクガシラコウモリ
龍泉洞に生息するコウモリ・・・

ここでは掲示板上の写真を近くから撮影し、切り取り編集をしました。少々見上げる角度になっていることもあり、画像がゆがんでいることをお断りします。また、案内パネルに水がついていて一部分不鮮明になっている部分もあります。
コキクガシラコウモリ モモジロコウモリ
ニホンウサギコウモリ テングコウモリ
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