地底湖・・・ 地底湖の入り口から左側通行になり、狭い急傾斜の階段を奥へと進みます。下る途中の壁面に鍾乳石が見られますが、今まであまり気がつかなかった場所でもあります。地底湖コースの撮影は湿度が高く、たちまち結露しカメラもレンズも水浸し状態になります。拭いながらの撮影は大変ですが、訪れる方があまりなく三脚を利用して洞内照明で撮影した場所もあります。 地底湖を撮影する場合、水面下にあるライトの光が唯一のピントポイントになりピント合わせが大変です。背の高い手すりから乗り出してのカメラ設置になりますが、かなり高い場所でないと真下にカメラが向かず一苦労します。水の濁り等については不明ですが、前回より澄み切っていてかなり底まで写り込んでいました。 資料によると、一般公開されているのは第三地底湖まであり未公開の地底湖があると言います。以前お聞きした話では、第四地底湖は潜水して訪れる場所であり調査中とのことで、そのような未公開の地底湖が第八地底湖まで発見されているようです。 おもしろいなと思ったのは、第一地底湖から第三地底湖まで水面のレベルが同じであることです。それぞれ深さが異なりますが、水源は同じと思えるからです。(※洞内地図より)
龍泉洞は、昔から大量の水が湧く底知れない洞穴として知られていましたが、なかなか中へは入れませんでした。龍泉洞探検は1920年代から始まり、やがて小舟を浮かべての観光も行われる様になりました。
1959年(昭和34年)、この上の崖からゴムボートを降ろして、初めて第一地底湖の調査が行われました。 (※現場の説明板より) 水深が35mあり、地底湖の照明とストロボ光による対比になります。