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        リニューアル龍泉洞・三原山


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三原山コース・・・

第三地底湖から三原山コース(35mの高さ)に登ります。登り口看板には、見慣れた「老人と体力にうんぬんの方・・・」の文字が目に入ります。ここからの上りは、本当に息が切れて大変です。以前にがっちりと撮影していたこともあり、取り立てて目新しいことはありませんでした。


第三地底湖ホールから三原山コース(一方通行)の階段に入る。45度位の狭くて暗い板張りの階段、しかも足下が湿っていて自分だって油断すると滑ったり、最悪の場合には足を踏みはず事だってありえます。ましてや重いカメラを首から下げたり、三脚を持ったりしては本当に危険だと思いました。

しかしである・・、この階段登りの辛さとは裏腹に予想以上の感動が待ちかまえていました。ここでの案内放送ですが、「この場所では鍾乳洞の全てが見られます」・・とありましたが、これは本当でした。思わず心の中で、「本物の鍾乳洞だ・・」と叫びたくなります。気がついたら、夢中でシャッターを切りまくっていました。(※前回記事より)


ここでは三原山通路の様子から始まり、上りながら見られる「つらら石」「石筍」「フローストーン」などの画像を紹介します。このコースの感想として、ゆっくりと眺めながら登る方には新しい発見があります。しかし、あえぎながら登られるほとんどの方々にとって、周囲を見渡し鍾乳石の様々な姿を眺める余裕等が無いと思われます。


三原山への通路 1 通路の様子・・・

第三地底湖から一気に35mほど登る階段です。かなりの急勾配ですし、手すりも床も濡れて湿っているので歩くのが大変です。

つづら折りとでも言えそうな階段ですが、天井の低いところや水滴の落ちる場所がかなりあります。
三原山への通路 2 三原山への通路 3
三原山への通路 4 階段を見下ろした様子で、かなりの急勾配だと言うことがお分かりかと思います。天井がかなり低くなり、頭をぶつけない様に注意が必要です。
三原山への通路 5 三原峠手前から見下ろしたようです。ストロボ撮影ですので中央が真っ暗になっていますが、第一地底湖が見えているはずです。

この場所で三脚を使用し、照明光で撮影すれば地底湖が写るはずです。残念ながら撮影しませんでした。

つらら石 1 つらら石・・・

鍾乳洞と言うと、「つらら石」と「石筍」が一般的です。頂上付近には「三原峠」という表示がありましたが、この付近から下りの部分に沢山見られました。

三原山のつらら石・石筍は、他の鍾乳洞で見られる様にきれいな状態ではありません。

私の予想として、一旦造られた状態の所に結晶化の早い成分が流れ込み、コーティングする様な形になったと思われます。先端に穴があることからそんな思いがしました。
つらら石 2 つらら石 3
つらら石 4 つらら石 5・・・いつの時代の落書きか不明です。

石筍 1 石筍・・・

特にも石筍は、一旦作られた石筍の上に、フローストーンで覆われた様な形の物が多かったように思えます。何しろ、石筍が壁の中に埋め込まれた感じの物が多いからです。
石筍 2 石筍 3
石筍 4 石筍 5

カーテンが造られつつあります。 フローストーン・・・

フローストーンとは、滝のように石が流れているように見える洞穴生成物の総称です。

洞壁や洞床の上に炭酸カルシウムの溶けた地下水が流れ、その表面から二酸化炭素が抜け、炭酸カルシウムの成分が結晶して形成されます。表面は滑らかか、しわ状になっている場合が多い。形成する過程の不連続によって断面は縞状になっているものが多い。

(ネット資料から)



左の画像は、したたり落ちるフローストーンが膜状に垂れ下がり、あたかもカーテンの様に見える生成物です。

通路(ほとんど階段ですが)の両側から見られる壁には、色々な形の鍾乳石が見られます。

フローストーン 1・・・フローストーンの滝の看板がありました。 フローストーン 2・・・つらら石と石筍がくつかり覆われています。
フローストーン 3 フローストーン 4・・・つらら石と石筍がくつかった石柱とも言えそうです。
フローストーン 5 フローストーンの滝とも言えそうですが、黒くなっている部分が何なのか不明です。

下の画像もおもしろい形をしたフローストーンです。
フローストーン 6 フローストーン 7
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