花巻市・胡四王神社蘇民祭に戻る 胡四王神社蘇民祭・神事・水垢離
麓の遙拝所(社務所)では裸参りに先立ち神事が行われます。その後、厄年の男衆8人が遥拝殿前で水垢離を行い身を清めます。今までは神事を撮影する事は出来ませんし、水垢離の場面撮影についても場所取りが厳しく、正直の所争奪戦でした。 今回「特別取材班」と言うことで神事の撮影が許可されましたが、本殿内で撮影したのは和田さんお一人であり、私は本殿入り口からの撮影になりました。 また、水垢離の撮影は絶好のシャッターチャンスを求める余り、自分も水を浴びる覚悟で正面近くに場所を取られる方が多く、毎回撮影が大変でした。今回、和田さんにこのことをお伝えし、ナイスショットを撮影したいのは皆さん同じなので、場所取り等で独占することの無いように保存会の菊池さんからご配慮を頂きました。
蘇民袋です。 資料によりますと、袋は麻布で作られる。40センチ×50センチの大きさの布を二つ折りにし、約20センチ×50センチとし、合わせた方を縁から約1.5センチの所を麻紐でしっかりと縫う。縫った袋を反し、コマと親札を入れる。 正面に「国家安穏」「蘇民袋」「五穀豊穣」と墨書され袋は完成。(※岩手の蘇民祭より) 神事が始まる前に、和田さんが撮影した画像をお借りしました。実際の蘇民袋の大きさは、幅18センチ、長さ35センチになるようです。
水垢離は一発勝負です。やり直し等は一切ありませんので、カメラの速写機能を駆使しての撮影になります。私の設定は秒速4コマでの連射でした。 撮影後チェックしたら、それなりに記録できていたので満足です。もっと高速撮影設定ならば微妙な変化があったかも知れませんが、私のカメラでは限界です。