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location:uchinome.jpトップ>岩手の蘇民祭>一関市・興田神社蘇民祭>2011年一関市・興田神社蘇民祭> その2>その3 |
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5:30 蘇民袋争奪戦・・・ 資料にしている「岩手の蘇民祭」に記述されている内容とは違い、神官を抱きかかえての別当登り等については観られませんでした。現場から離れていませんので、見間違い等はないはずなのですが・・。 ここでは神社本殿からの蘇民袋出しの様子、鐘楼に登り上からソミ(コマ木)撒く様子、蘇民袋を手にした男衆が取り合う様子、そして、鐘楼下から出て境内を離れ麓の街中まで繰り出すところを紹介します。 |
5:50 鐘楼から街中へ・・・ ほどなくしてロープの西側(正面参道側)が開けられ、もみ合いながら男衆は境内から道路に降ります。 ここからは、蘇民節を軽トラックからテープで流しながら山道を下り、4km先の街中を目指して降りて行きました。争奪戦の決着は、麓の町はずれにある「落合橋」で決するとのことでした。 |
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神社入り口で男衆を見送った私は、しばらく待機して後、麓に下りました。遙か彼方には雪の中に車と男衆の姿が見えています。行列を追い越すことなく別の通路に出て、家路につきました。ほとんど雪のない道路ですが、田んぼや山間地にはかなり積雪があります。気温はマイナス4℃ぐらいでそれほど寒くはありませんでした。
それにしても、男衆も参詣者(観客)もあまり居ないさびしい争奪戦だったと思いました。最初に古老が語られた「田舎の祭りだから・・」の意味が分かるような気がします。争奪戦と、取り主のハイライトは街中の「落合橋」だと言いますので、神社へはあまり人出が無いのだろうと勝手に思ってしまったのも事実です。 多くの参加者や参詣者が集まり賑やかな蘇民祭、昔から地域の皆さんだけが参加して継続してきた「地域に根ざした蘇民祭」、その有り様は地域によって違います。今回初めて訪れて参観し撮影しましたが、撮影している私と暖かい心の交流があったことは事実です。他所からひょっこり訪れた第三者が、あれこれと比較すべきではないと自分に言い聞かせました。 初めて訪れた深夜の興田神社です。心を惹かれた巨大なご神木、暖かくなったら神社周辺をがっちりと撮影したいと思いますし、やっぱり麓から4kmを一緒に歩いて撮影しなければ、本当の意味での蘇民祭を観て撮影したとは言えないと思いました。これは次への課題としておきます。 |
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