五大尊堂下見・・・
一月二十六日の事でしたが、盛岡市に用事で出かけた帰り花巻市石鳥谷町・五大尊堂を訪れました。五大尊堂では
一月二十八日から二十日にかけて五大尊蘇民祭が行われますが、今までは近くのR456を通過することがあってもこの地域の様子が良く分かりません。
夜間に行われる裸参りは暗闇の道路を歩き、光勝寺境内の小高い丘に鎮座する五大尊堂まで進みます。少しでも明るい内に現地を見て、夜間の動きに支障がないようにするのがねらいでした。
石鳥谷町五大堂地区は花巻空港の東側に位置し、東北新幹線花巻駅の北側の集落になります。この道は良く通りますが、今まで関心が無かったこともあり分からない地域でした。R4号花巻空港手前から東に入り、宮沢賢治ゆかりの県立花巻農業高校を見ながら走ると現地に着きます。
五大尊・・・
寺伝によれば承和十年(843)、慈覚大師が東北地方を巡った際に、当地(当時は鷺の巣村)に立ち寄り、二十一日間の修法を行った。その後自ら釈迦如来、薬師如来の尊像と五大尊の像を彫刻し、大堂を建立して祀ったのが仏跡地としての始まりで、「五大院里の坊」と称した。祀られる五大尊とは、不動明王、降三世明王、大威徳明王、軍茶利明王、金剛夜叉明王のことを言う。(※岩手の蘇民祭より)
トップの画像は、石段を何段も登った丘の上に鎮座する五大尊堂です。ここまで来る急な石段がかなりあり、鳥居も四つぐらいあったように思います。
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