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江刺ふるさと探訪記  

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ビワの花に来たムシ達・・・

タイトルは立派ですが、撮影している時に気がついたムシ達はたったの二匹でした。11月初旬というと、訪れるムシ達も極端に少なくなり、登場したアブとセセリチョウは、今の時期に咲いているビワの花にとって貴重な花粉の運び屋さんです。脚立の上から他のムシ達が居ないかと探しましたが、見つかりませんでした。
蜜を吸うアブの仲間 1 アブの仲間・・・

きれいに撮ってくれよとばかりに、花の上でポーズをとっています。暑い盛りですと、羽音が聞こえるほどワーンと来ているムシ達も、今の時期になるとほとんど見えなくなります。

晩秋から初冬にかけて咲く花はかなり不利になります。
蜜を吸うアブの仲間 2 蜜を吸うアブの仲間 3
蜜を吸うアブの仲間 4 蜜を吸うアブの仲間 5
蜜を吸うアブの仲間 6 アブの仲間は、大きな口吻で密のありそうな場所をつつきながら吸い込みます。この時、口吻や身体に付いた花粉が雌しべの柱頭につき、ほどなくして受粉が完了します。

私のビワの花はどうだったのでしょうか。12月20日頃、毎日暖かいと言える暖冬の日が続いていました。このテキスト文を書いている時点で、かなりの積雪に埋もれている周囲の状況です。

ネット資料にあった花の耐寒温度が、かなり危ういところかなあと心配になっています。すべては後日の結果待ちになります。

蜜を吸うセセリチョウの仲間 1 蜜を吸うセセリチョウの仲間・・・

こちらは長い口吻を花の中に突き入れ、蜜を吸い出しているセセリチョウの仲間です。動きが速かったので、少々ブレが目立ちますが何とか長い口吻を認めることが出来ました。
蜜を吸うセセリチョウの仲間 2 蜜を吸うセセリチョウの仲間 3

一心に蜜を吸うセセリチョウ、果たして越年するのでしょうか気になります。
おわりに・・・

撮影したのが11月5日12時頃です。今から見たらかなり暖かい時でした。我が家の周辺では40センチほどの積雪があり、寒冷紗ですっぽりと覆ったビワの木も寒さがしみこんでいると思われます。暖かくなった3月頃に寒冷紗を取り外しますが、やがて訪れる春の時期まで生きていることを願う気持ちで一杯です。

一心に蜜を吸うセセリチョウ、果たして越年するのでしょうか気になります。それにしても、一気に訪れた年末寒波にビワの木のみならず私も参っています。早く来い来い暖かい春よ・・、そんな気持ちで一杯です。
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