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location:uchinome.jpトップ>マクロの目>ハエトリグモ |
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ハエトリグモ・・・ この頃マクロの目のファイルが続きますがご容赦下さい。先日のことでしたが、いつも使用しているキーボードの上で小さいものがチョロチョロと動いていました。最初は気にも留めていなかったのですが、何だろうと目をこらしてみたら小さなクモでした。クモが動き出すにはまだ少し早い時期なので、早速でしたがコンデジを出して記録してみました。 小さなクモは、都合三回ほど私の前に出てきて逃げもせず撮影につきあってくれました。画像を見て正面の大きな目に魅力があり惹き付けられました。たまたまですが、手元に・・あなたはクモは好きですか・・と書かれた資料がありました。この資料は岩手県立博物館主催の公開講座であり、私は出かけませんでしたが大きな目のクモがプリントされていました。この資料によると、どうやら名前がハエトリグモと言うことのようです。 トップの画像は、大きな目が二個とその両側に中ぐらいの目が並ぶクモです。資料によると、かなり視力があるとこのとでした。 2019.03.17 作成 |
かなりの数の画像を記録しましたが、全体の姿や目の形を分類し6通りにレイアウトしてみました。 ・正面の姿 ・横からの姿 ・上から見た姿 ・下から見た姿 ・目の位置の動き ・糸を引いている姿 の6通りに分類してあります。この分類はおおよその姿の分類であり、似たような形で類似している場合もある事をお断りします。 |
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正面の姿・・・ 何といってもこの大きな目、これでにらまれたら昆虫達も実が固まるのかな・・そんな思いがしました。 視力があると凄いと書かれてありますが、昆虫と同じであり複眼・単眼の働きでエサになる昆虫等を見つけるのでしょう。 目の中に丸い輪が見えますが、これはマクロストロボが写り込んだ様子になります。最初はうっかりと「瞳構造」があるのかなと思いました。 |
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横からの姿・・・ 頭胸部・腹部の構造です。四対の脚は頭胸部の両側に並んでいます。SFの世界では無いのですが、こんなクモのでかいのが居たら怖いですね。 目は全体で8個ほどあるのでしょうか。 |
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上から見た姿・・・ 横上からぐるりと回り真上からの姿になります。大きな目の周辺にぐるりと小さな目が並びます。ぐるりと囲まれた目の実際の働きは、ものを見る時どのような分担になっているのか興味があります。 |
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下から見た姿・・・ ちょっと触れたら逃げるのでは無く、その場で固まってしまいました。もちろんすぐ慌てて次の動きになりました。どんな気分で固まっているのでしょうか・・。 |
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同じように固まった次の動きは、側にあったキーボードにつかまりました。何と糸を出して居るではありませんか。 拡大画面で尾部を見ると細い糸が確認出来ます。 |
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目の位置の動き・・・ 大きな目の位置の動きを中心に分類して見ました。かなり出っ張っているようで丸い球体である事が分かります。 |
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糸を引いている姿・・・ 資料によると、歩く時は必ず糸を引いており掴まった場所から落ちることが無いとありました。なるほどなと思いながら画像を精査しても、糸の見える部分はごくわずかな場所でした。 |
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ハエトリグモ・・・ ハエトリグモは、節足動物門クモ綱クモ目ハエトリグモ科に属するクモ類の総称。正面の2個の大きな目が目立つ小型のクモ。その名の通り、ハエ類を含む小型の虫を主食とする益虫であるが、クモをねらうもの、アリを食うものなど、特殊なものもあり、さらには草食を中心としたものの存在も知られている。捕獲用の網を張らず、歩き回りながら獲物を狩る徘徊性のクモである。一部の種は都市部や人家にも適応しており、日常の中でよく出会うクモでもある。 非常に多くの種類がある。いずれも比較的小型で、足も長くないが、よく走り回り、ジャンプも得意。英名は・・・ジャンピングスパイダー・・・である。歩きながらえさを探す徘徊性のクモである。 目が大きく発達しているのが特徴で、前列に4つの目が、正面を向いて配置する。前中眼が最も大きく、前側眼はやや小さい。後の4つの目は頭胸部の背面周囲に並び、小さい。前方に向かう目は、視力がよく、ものの形も分かるとされている。ものを見るときには、この目でとらえようとするので、ハエトリグモに後ろから忍び寄ると、体をひねって振り返る様子が見える。 頭胸部は大きな目が並ぶ前面がほぼ垂直に切り立っており、そこから後列の目が外側に並ぶ台形部分が盛り上がっており、後方は低くすぼまる。腹部は楕円形。 足は比較的太くて短いものが多い。足先の爪は2本で、その間に粘着毛を持つ。これによって、ガラス面でも歩くことができる。特に第1脚は太くなっているものが多い。その前足を持ち上げて構える姿がよく見かけられる。 ハエトリグモ科はクモ類中で最大の種数を抱え、500属5000種が知られるが、主力が熱帯にあることもあり、未だ多くの未知種があるはずである。
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