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江刺ふるさと探訪記  

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今年(2019年)の開花は11月19日のことでした。思えば何とかして自分の手で開花をさせたいという願いがあり、マニュアル通りに操作してみた結果です。四鉢を同じように扱ったとは言え、結果が同じにはなりませんでした。四鉢の内まあまあの花芽が付き開花しましたので、今回は良しとします。量販店で売ってるように密集して咲いてはいませんが、背丈が伸びて大きくなった分収穫があったというものです。

ここでは、花芽の開花進行が良かった株を中心に画像切り出しをしてページを編集してみました。他の三鉢は気温の低い場所に置いた事もあり、やっとつぼみに色が出始め丸みを帯びてきた段階です。

開花の進み具合 1

開花の進み具合・・・

19:30・・・

11月19日の夕方でしたが、何気なく見た鉢の中で一個のつぼみが膨らみ割れ目が出始めました。これは開花になるなとカメラをセットし、つぼみの変化と時間の変化を気にして撮影してみました。

完全に開花したのは翌日の朝でしたが、六枚の花びらが付いたきれいな花でした。ここではその変化を追いかけて見ました。

開花の進み具合 2 19:30・・・

上の画像の部分拡大になります。花の中が見え、雄しべの先端部が見えています。
開花の進み具合 3 21:24・・・

やっと開き始めました。花ビラが場所によってくつかっています。この段階で花ビラの数が何枚になるのかはっきりしません。
開花の進み具合 4 21:46・・・
開花の進み具合 5 21:47・・・
開花の進み具合 6 21:52・・・

右側が半分ほど開きました。何となく五枚のように見えますが、中にある子房(?)の数と雄しべが六本ありますので、花ビラが六枚になるはずです。

下の画像の様子になります。一枚の花ビラが突出して伸びてきました。左右の画像で変化を追ってみました。

21:52・・・左側、22:09・・・右側。
開花の進み具合 7 開花の進み具合 8
開花の進み具合 9 22:16・・・

やはり六枚になりました。上から見ると開ききったように見えますが、まだまだ平面にはなりません。
開花の進み具合 10 22:17・・・

同じ時刻に横から見た様子になります。上から見た画像でも触れましたが、まだ半分ほどしか開いていないようです。すっかり開いたのは翌日になりました。


五枚花ビラ 花ビラの数色々・・・

代表的な五枚花ビラです。形や色の違いはありますが、ほとんどの花が五枚になっています。今年になって撮影してきた花の中から選んでみました。

花月の花は、五枚の花ビラで構成されていると言って間違いがありません。
四枚花ビラ 四枚花ビラ・・・

五枚花ビラの中に混じってくるのが四枚花ビラです。これは十字形なので目立ちます。時間が経つと花ビラがくるりとまくれて下がります。(これは全ての花に共通します)

開花直後は平面になりきれいに見えます。やがて花ビラの先端部がまくれて小型になります。
六枚花ビラ 六枚花ビラ・・・

たまに見られるのが六枚構成の花ビラです。花ビラの数が多いので、花の造りがびしっとなってきます。

探さないとちょっと見には見つからず、しっかり花ビラを数えると発見出来る・・・そんな存在になります。ちょっと見には珍しいと思います。
八枚花ビラ 八枚花ビラ・・・

八枚花ビラはほとんど見つからないと思われます。花月とつきあって三年になり大量の花を見てきましたが、見つかるのは六枚が限度のようです。

今回もたまたま数えていて、花ビラの形がおかしいなと注意して見ていて発見したものです。

がっちりと画像で記録しましたが、今回の宝物になりました。来年以降見つかる保証はありません。

おわりに・・・

開花しきれいに咲き誇った株の画像を切りだし並べてみました。花月の花は花ビラが五枚のものが標準であり、一番多く見られる様です。その次が四枚のもの、そして六枚へと続きます。今年の収穫は予想外の花ビラに八枚のものがありました。まさかと思い良く見ていたら七枚に見えました。六枚の次が七枚ですからなるほどとなりました。

しかし、時間が経つにつれ、ある一枚の花ビラに幅があり、しわが入っています。七枚に見えた花びらも横幅があり先端がまくれたようになっていました。もしかしてと思い放置して置いたら半分に割れて二枚になりました。その結果七枚になりました。

こうなると欲が出てきます。あと一枚が横幅があり、何となく先端部の割れ目が裂けそうな感じがしました。七枚目が割れましたので八枚目と欲が出てきました。完全ではありませんが花ビラになりました。そして八枚です。花月とつきあって三年目になります。偶然だと思われますが、八枚目の花ビラが誕生し嬉しい限りです。

専門家の皆さんはもっと多くの花ビラを作り出していると思います。これからの付き合い方にあるようで、楽しみは際限がありません。

※最後になりましたが、ネット資料の記事を利用させて頂きました。ご指摘の通りに処置をしたら昨年はほとんど咲か
  せられなかったカネノナルキ(花月) がほぼ満足出来る状態で咲いています。来年度はもっと慎重に処置して多く
  の花を咲かせたいと思います。この場をお借りしてお礼をいたします。

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